昨日は北野、茨木、豊中ラインに
ついて記述しましたので、本日は
池田、箕面、桜塚ラインについて
記述しようと思います( ̄▽+ ̄*)

なお、千里は豊中と池田の間のレベル
という捉え方で良いかとは思いますが、
いかんせん今までは英数国の3科入試で、
かつ、文系は英語が2倍、理系は数学が
2倍されておりましたので、豊中、池田と
同じ土俵でかつ、傾斜配点無し&理社もある!
となりますと一体5科でどの時期にどのくらい
とっておけばよいのか?という判断は難しいです。
(おそらく“豊高ギリ!”くらいのラインで
余裕で受かるかと・・・)

それでは・・・

まず昨日記載の学校グループと
本日の池田、箕面(普通科)、桜塚に
ついてですが、このラインを目指す方
というのは・・・

“定期テスト楽勝~♪”
・・・ではない方!!(´□`。)

も、割とおられますので、
その現実を受け止めてから
まずは作戦を立てねばなりません。

私は常々、高校・大学入試どちらも
合計点でどのラインまでいくかという
勝負なので、稼ぎ易い科目から
得点を稼いでいかねばならないと
考えております。

そういった意味では池箕桜ラインを
目指す上で、絶対にやってはいけないのが
まずは“英数国の立て直し!”という発想です。

まずこれは受け入れて頂きたいのですが、
特に数国という科目は才能がものをいい易い
科目であると同時に、本番の問題の相性...、
う~んん・・・まぁ、言ってしまえば
『運』も割と重要になってくる科目です。
(超越している方は別♪)

つまり、数国という科目は英理社と
比べると努力が実るのに時間がかかり、
かつ、これもあくまで英理社と比べてですが、
当日に裏切られ易い科目でもあるのです。

ですから池箕桜ラインを目指される方は
年度内に理社、次に英語の順で完成を
急がねばなりません。

・・・で、そこで次なる失敗が
大手塾の作戦にのせられて理社の
特訓講座などを取ってしまうという
パターンです。

まず、池箕桜ラインを目指す子の
この時期は、少なくとも理社の
どちらか(両方の場合も多い)の
記憶が結構抜けている...という
状況が圧倒的に多いです。

例えば理科が苦手な子でしたら、
心臓に何個部屋あるか分からん!?とか、
社会が苦手な子でしたら“惣”って
出て来て惣菜コーナーが真っ先に
思い浮かぶとかそのレベルです。

お子様が池箕桜ラインを
目指される方はお子様に

「あんた、社会で“惣”って出て来たら
何時代の話か分かってる??」って、
聞いてみて下さい。(答:室町時代)

茨木、豊中レベルでも社会興味ナッシング
女子とかであれば、この時期まだ
“は?”となるかもです・・・

ちなみにこの“惣”なんですが
なぜか謎にやたらと室町時代を
象徴するもの的な扱いで
公立入試にはよくでてきます。

ちなみに惣は今でいう
地方議会のミニチュア版
みたいなものだとお考え頂ければ結構です。

とにもかくにも今書いたような
レベルの子は授業を受けるのではなく、
自習に継ぐ自習で記憶面のビルドアップを
徹底的にこなさないといけません。

そんなわけで、前述に該当する子が
この時期に英数国に力を入れる
などというのは卵も割れないのに、
飴細工でケーキをデコろうと
するようなものです。

順番無茶苦茶です。

また、受験の特徴として、
“同じ学校を受験する
ライバルに勝てばいい”
というのがありますから、
そういった意味でも
池箕桜ラインで考えている
受験生は、特に数学なんかは
半分取れれば御の字です。

いろいろ書いて疲れてきましたので、
今日はこの辺で終わりと致します。

ホントは英語について
書きたいことが死ぬほどありますが、
それは教室で話しておきます。


皆様、よい休日をお過ごし下さい!