塾講師を探す過程で
いつも強く感じているのが


「ただ教えたいだけ・・・」
って人が多過ぎるということ。

「教えること」が仕事なんだから、
なんで営業を頑張らにゃならんのだ!?

・・・みたいな人。

で、たいていそういう人に限って
自分と学生講師との違いは
「経験」だとか言う。

で、さらにたいていそういう人に限って
「灘の問題を初見でどれくらいいけますか?」
などと聞くと「・・・。」みたいになる。

仮に30越えてこのレベルだとしたら
はっきり言ってもうこの業界では
社畜としてやっていく以外に道は無いし、
むしろそれがこの道を続ける
最も良い方法なのです。


社会人であるならば
自分のスキルを現金化する能力が
絶対に必要なのであり、
その現金化能力が多角的に
検証しても価値があると
判断される場合のみ
市場という土俵において
今後の事業者としての継続と
報酬の上昇が見えてきます。

最大のポイントは
「多角的に検証」という部分です。

はっきり言ってこれには
正解といった正解がありません。

100人いれば100人の
検証方法や評価があると思います。

ですから、誰よりも
自分で自分を疑い、
自分で自分に厳しい評価を
下し続けることで少しずつ
市場からの信用残高が貯まり、
やがてそれが現金化するもので
あるというのが今のところの
私の考えです。


ですから究永舎では、
そのこととは無関係と思われる、
入塾、継続、講座取得、退塾に
関わる電話営業は一切したことがありません。
(この辺はASKAのオヤジにも負けてません♪)

もし究永舎で講師がそんなことを
子供たちや保護者様にすれば
パロスペシャル、及び地獄の断頭台ものです。

そんなことするヒマがあったら、
問題解くか、本読むか、昼寝するか、
自分の将来でも案じとけ!と・・・



これは独立してから6年経って
自信を持って言えるのですが、
塾講師の勧誘や引留め系の
電話営業はマジで昼寝以下の
価値しかありません。

なぜならそんなことは
市場からは求められていないからです。

こんなこと今更私が書くまでも
ありませんが、子供たちは「やる気」を
保護者様は「安心」を欲されておられます。

もちろん他人のやる気を起こさせる、
他人を安心させるというのは
言うのは簡単ですが、
意図的にとなると
そう容易くはない・・・。

ましてや「受験」だったら
そこに時間計画も入れなければならないし、
それに何と言ってもお金を頂いている
プレッシャーもあります。

しかしだからと言って、
「仕事みたいなこと」に
走るのは結局は将来的には
自分や自教室の首を絞める
ことにしかならない・・・。



でも、特に今の時期のように
町のあちこちで幸せそうな
ご家族、友人グループや
学生カップルの子たちなんかを見ると
容易くはない“それ”に人生を掛けて
挑む価値はなかなかあるのではないか?と
私には思えて仕方ないのであります。

受験という、10代の子供たちや
保護者様にとられて、変に
重いその荷物をいかに軽くするか?

みんな分かってるんだと思うのです。

「どうせ受験なんてしたって
 人生にそんなに役立つか?」と。

でも高校、大学行きたいなら
今のところは絶対にやらなきゃいけない・・・

偏差値反対論者の茂木さんや
大学受験反対論者のワタミの渡邉さんだって
それぞれ東大や明大を受験して合格されている 笑

結局は今の日本では受験するのが
ベターな選択になる可能性が
高いということなんじゃないかと思います。
(これは子供でも分かってる話ですね・・・)

とにもかくにもなんだかんだ言って、
結局今のところは受験に受からなきゃ
高校生や大学生にはなれない・・・。

そこが一部の受験オタク以外の
みんなにとって痛いところなのです。

それを何とかしなきゃいけないのに、
電話営業攻撃とか、トリプル併願とか、
ワケの分からんことばかりやる塾というのは
仕事意義偏差値で言えば20台。

他塾を訴えて下さい!なんてのは
偏差値無し!LINEで喧嘩する
オッパッピーな女子中学生レベル。


長々と書いていたら夜23時。


ところでそもそもこれは誰に
書いているかと言えば、
1つは自分への再確認、
また1つはこんな上司の元に
飛び込んできてくれた怖い者知らずの
ゴリさんとテッシーへの再確認、

そしてもう1つは・・・、

この仕事が好きだけど、
大手塾講師としてなんか
微妙に行き詰まってるっていう
かつての私のような若い講師の方が
読んで下さったら、ひょっとしたら、
ひょっとしたら、、、、、
ひょっとしたら、、、、、、、、、、

何かを感じて履歴書送って
くれるかもしれない≧(´▽`)≦
・・・などという、非常に
ペガサスファンタジーな想いを込めて♪

いよいよ私も運とミラクル頼みに
なって参りました・・・( ̄▽+ ̄*)

もちろんあきらめませんし、
妥協もしませんけど♪


ということで本日はこれまでです。

お休みなさい!