受験というのは所詮
近視眼的な世界です。

それは各大手塾や予備校が
やっていることなどを見ても
非常に分かり易いと思います。

頭の出来がそこそこの大人ならば
あれほど定義の曖昧な数字に対して
あそこまで熱くはなれないでしょうし、
それをむやみに誇ったり信用したり
することなどできないでしょう。

近視眼的とはかくも恐ろしいもの
であるということを優秀な生徒諸氏ならば
重々承知して頂けると思うので、
子供たちへの影響は少ないでしょうが・・・


例えば今年度入試における
北野、茨木、豊中の各文理学科の
予想合格最低点を見比べてみても
もちろん100点も差がある訳ではありません。

究永舎生の報告から判断しても
それぞれの最低ラインの差は
およそ30~40点と推測されます。
(茨木と豊中はもっと差が小さいかも・・・)

2014年2月20日段階での
30~40点が今後の彼ら彼女らの
何十年と続く人生にどれだけの
影響を持つというのでしょうか?

世の中は非常におもしろく
30点上のブサイクな人と
30点下のイケメンであれば
誰が考えても圧倒的に後者の方が
優位であることは間違いありません。

入試の得点差など所詮
その程度ものだと私は思います。


10代~20代前半で
一番重要なのは自分がやりたいこと、
しいては「こうなればいいなあ~」という
グランドデザインを描くことなのであります。

ただ悲しきかな、他人がしてげられるのは
せいぜい「大事だよ♪」と伝えるところまでで
その後、継続的にそういったことについて
検討するか、スマホでつぶやくことに
夢中になるかはそれこそその子の
センス次第なわけなのであります・・・

私もまだまだ30代前半の鼻垂れ小僧です。

子供たちに「頑張れ!」などと言う
余裕はぶっちゃけ全然無く、今は日々
教え子たちに負けないように頑張ろうと
奮闘する毎日です。(;°皿°)/