おはようございます。

 

今年も「就職決まりました報告」をくれた究永舎卒業生のメンズといつものフレンチ(ゆ〜っくり喋りながら美味しいものを食べられるから)に行くのですが、就活を終えた学生のLINEの文面が毎回毎回“企業メール風”にマイナーチェンジされる現象に名前が欲しい重本孝です。

 

#就活の話は毎回興味津々です

 

 

 

 

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英検準1級も取ったし「もはや高校受験で塾いるんかな?」な中3の方へ

 

 

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お願いだから学校の先生にやめて頂ければな〜・・・みたいなこと。

 

 

 

真面目な記事です。真顔

 

 

時は少し遡るのですが、昨年の12月頃、ある中3の女の子が困った表情で私に

 

「どうしたらいいですか〜・・・???泣」

 

とたずねてきました。

 

 

そのおたずね内容というのが、学校の社会の先生が冬休みの宿題で

 

【直近5年分の大阪府の公立高校入試の問題を解いて提出する】

 

を義務付けたというのです。

 

 

 

 

 

 

いや〜・・・もうマジっっっっっで、これは個人的にはやめて頂きたいんですね、はい。。。

 

これって例えば予備校の夏期講習とかのテキストとかでも最難関のクラスで2023や2024の東大京大阪大の過去問をいきなりテキストに大問単品で載せる人とかがいるのですが、そうした予備校講師や先の学校教師に総じて言えることとしては、最終的な生徒の受験結果に対する責任感が薄い(合否に直接生活がかかってるわけでもなければ、入試直後に保護者様対応があるわけでもない)ので、あまり深く考えずにそうした課題をやらせているというのが言えると思います。

 

 

 

 

 

昨日の中3クラスでは先の昔話なども交えて「そんなことがあってさ〜・・・」と、、、、それで「なんでそれがアカンか分かるのかい?分からないのかい?[以下省略]」という話をしました。

 

 

まず私は過去問は絶対に直近数年分はホントの直前まで残しておきますし、受験生にもしないように伝えてあります。

 

大学受験であれば、模試などを有意義なものにするために、傾向を早めに掴む必要はありますが、それを確認するだけならより以前のものでも可能です。

 

 

とにかく合格で大切なことは勝算を見誤らないということ、身につけた学力を本番で発揮できる準備をすることです。

 

そして、この【身につけた学力を本番で発揮できる準備をする】については、いかに緊張感のある場数を踏むかということが大事で、極限まで本番の心理状態に近い形で演習するには、やはりまずは学力を十分につけた上で、できるだけ本番形式で過去問に取り組んで自分の得点を合格最低点と擦り合わせて確認する!・・というのが一番受験生からしたら言い逃れできませんし、リアルで「受かった・・」「落ちた・・」を体験できます。

 

また、当然ながら過去問は過去問なので、仮に「落ちた・・」となっても「落ちるときの問題解いてるときの感覚」を確認することで最後の最後まで不合格要素を潰して臨むことができます。

 

 

・・・・であるなれば、そうしたリハーサルを究極的に緊張感のあるものにするための絶対的な条件というのがあって、それこそが「問題が初見であること」なのです。

 

 

当たり前ですが、入試の問題というのは、「この古文読んだことある!」などを除けば、普通は初見です。入試とはdead or aliveが賭かった状態で、初見の問題が解けてナンボです。

 

 

そうしたことから考えますと、まだ十分に力を蓄えていない、大学受験生の夏や、高校受験生の冬に「最新の過去問をやってみよう!」っていうのは、いわば舞台で言えば演者がまだ台本のセリフや演技に関する動きなどを全然身につけていないのに、「本番のこのシーンだけやりましょう。」みたいなのをする行為で、なかなか得るものも理想の演習よりは少なくなります。

 

実際、入試本番では受験者は「時間切れ」を非常に気にしますから、そうした練習も過去問に取り組んだ際に「ん?この問題知ってるぞ!」では意味が非常に薄れます。

 

今書いている内容はあくまで私が自身の職業人としての運命をかけて取り組んでいる内容で、決して塾・予備校の一般的な形ではありませんので、今日の意見というのはズバリ自己都合マックスではあるのですが、とりあえず個人的にはそんな風に考えているので、できれば学校の先生方は、まだ生徒たちが力をつけていない間から、断片的な過去問のやり方はやめて欲しいな〜・・なんて思ってます。(ていうか、、、なんで学校の先生によって学年全員の、しかも社会だけ過去問をやるタイミングを【冬休み】と指定されにゃいかんの。。。。)



数学なんか直近10年以内くらいの問題を大問単品で生徒に演習させる先生って、絶対自分はその入試問題を時間を計って解いた経験というのがほぼほぼ無いんじゃないかとすら感じます。

 

本番と同じ形式で解いた経験が豊富だったら、大問単品の演習なんかしたって意味は薄いというのは絶対分かると思うんですけど。。。

 

#なので「◯大の数学◯カ年シリーズ」は大昔のを買って渡す

 

 


 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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