おはようございます。
「春の遠足は万博!」と言いながら”太陽の塔の方”に行ってバーベキューをする豊中高校に感動している重本孝です。
#あえてである
目指すところそこであってる?
先日就活の最終局面で2社の選択で悩んでいる卒業生の子がやってきて話を聞かせてもらっておりました。
その中でその子は「どっちの会社の方が今後成長しそうか・・」ということを言うので、「それとはまた違う観点で考えた方がいいかも・・」風味な話をしました。
具体的には、、、、自分のことじゃなくて、会社の成長なんて、特に最近じゃ社長自身でさえ10年後は言わずもがな、5年後、いや、3年後でもその予想を大きく外すことは十二分にあるし、もっと言えば会社が成長すれば自分にプラス、会社が衰退すれば自分にマイナスという会社のノリに自分も左右されるという考えは、それは自分の人生のハンドルを他人に握らせることになってるから違う視点を持った方がいいと。
#オジさんですいません
要は自分の人生のハンドルは自分で握ることが大切で、もう少し深くツッコむと【お金と自由】の総和がデカいことがおそらく多くの人にとっては望むところなはずと。
さらに言えばその両者のバランスというか、配合具合を自分の満足のいくものにしたいというのがたいていの人が考えることなので、そういった意味ではまず就活に関する思考のスタートとしては「自分が望んでいること」をできるだけクリアな形で自覚し、それがより実現しやすい環境を選ぶ視点に軸足を置いた方が大事かも・・的な感じで話をしました。
受験にしろ就活にしろ、◯◯大学に入るとか、◯◯学部に入るとか、株式会社◯◯に入る・・っていうのは手段であって、あくまで目的は自分がしたい生活をすることに据えておくことが大事だと私は思います。
そして引き続きその子から今度は「自分が望むことっていうのはどの辺くらいまで(の未来や規模)を考えたら・・??」と来たので、それには「とりあえず想像できるところまでで十分で、大学生の段階だと普通は目先のことをイメージできれば十分だし、むしろ若いうちはこれからまだ時間があるから焦らず、その目先のイメージを実現することに集中していくのがベストウェイかも。。。」風味の返答をしました。
さらにそこへ「目先の『実現できたらいいなと思うこと』が実現されたら自動的に『実現できたらいいなと思うことNEXT』が見えてくるで。要は1階から2階、2階から3階・・って階上がっていったら見える景色変わるからそれに応じて目指せるものも変わる感じやわ。」と。
#どれだけ伝わったかは不明である笑
他の方はどうか分からないのですが、単純な私は学生時代に読んだ
や
にモロに影響を受け、特に後者の筆者である神田先生の「会社が倒産しようが明日国が焼け野原になろうが次の日から集客できる能力を身につける」といった風の記述にはすごい共感できたし、そういう世界観にまだ何も知らない20歳前後くらいの近大生だった自分はめちゃくちゃ憧れました。
しかし当時の目の前の現実は、自分は学生講師として「まず今日の授業でクレームや退学が出ないようにする・・」という命題をこなすのにいっぱいいっぱいでした。
#当時の生徒さんホンマごめん。。。
それでも常に目先の小さな「なんとかせな・・」をクリアしようとやっていってたら自然と、
灘を目指すような受験生を担当できるようになりたい、
大学受験生を担当できるようになりたい、
東大や京大を目指すような受験生を担当できるようになりたい、
自分の教室を持ってみたい、
眺めのいい教室でやってみたい、
自分1人でやってみたい、爆
自分なりのマーケティングスキルを身につけたい、
売り上げに余裕を持ちたい、
、、、という自分が目指したいものが見えてきました。
確かに2016年〜2018年シーズンなんかは金持ち父さん貧乏父さんどころか、ふつうに倒産しかけたりしましたが、なんやかんやで今ではいいのか悪いのか塾講師としてステップアップ(?)してきて、現在は「おお、、こういう塾講師ライフを俺はやりたかったのよ。。。」にだいぶと近づいてきています。
#教室ユーザーの皆様好きです
起業して上場会社を目指す!とか柳井さんとか孫さんみたいになる!という場合はまた違う視点が必要だと思うのですが、とりあえずそこまでの野望があるわけじゃないけど、かと言ってストレスフルな生活もイヤみたいな人は今述べたようなわらしべ長者理論でいんじゃね?と個人的には思います。
以下、あえてふんわりラテよりふんわり書くのですが、
世の中の大人って我が子や生徒さんに対して、
お金→できるだけあった方がいい
自由→できるだけあった方がいい
と、どちらかと言えば思いはするものの、その実、学校成績が優秀な子であればあるほど、あわや最初からそれらの選択肢を取り上げられているような進路誘導をされてんじゃね?・・などと、特に最近思わなくもありません。
とりあえず若い子はもっといろんな働き方、お金の稼ぎ方があることを知った方がいいし、多くの優秀とされる中高生の層がなんとなく誘導されてる方向に進んだ先で、その子たちは【お金と自由】において自分の能力から考え得る最大化は狙えますか?っていうのはチラッと思います。
いろんな働き方(稼ぎ方)、
向きと不向き、
お金と自由の最大化、、、
これらの視点を最初から抜きにはしない方がいいと思うのと、あとは前にも書きましたように、例えば北野高校生の1学年320人全員がキレーーーーーーに上級公務員や研究者や大企業向きかというと確率的にそんなことはさすがにないと思ったりもするので、そういった観点からも上記の3ポイントは学生さんには意識してもらえたらなどと思う次第です。
例えばですが、外食に行こうというときに常に高級寿司か高級フレンチかの2択でしか考えないというのは随分と食の楽しみを狭めておるわけでして、これと似たようなことが進路面にもときに起こってはいまいか?と考えたりしています。
最初の段階で【どこの会社に入れば・・??】ではなく、最初の段階から【お金と自由】の最大化を目指すという抽象的な、より高い視点があった上で、最終的な手段としての◯◯大学や◯◯学部や株式会社◯◯という流れがあってもいいんかなと。
明日30日の昼間には今度は世代が上がって、30歳手前の子で、いよいよ我々と同じく(別業界の)フリーランスとして「野良の世界」に飛び込んでくる卒業生の子がなんかいろいろ聞きたいらしく来てくれるのですが、またどんな話が聞けるのかとても楽しみです。
もし良かったら他の社会人の子もLINE or メールや、たずねてくれるかなんかで話聞かせてくれたら嬉しいしありがたいです。
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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