娘が中2で不登校になったとき
コンプリメントトレーニングを受けた
「学校に行けない子は育て方が悪かったんだから
育て直しをしなさい。」
と言われた
まあ、それから色々あって
コンプリメントトレーニングは止めました
私は
子供が不登校になったのは正直
自分のせいだと思っていません
娘の繊細さとか
状況の過酷さとか
これまでの友達関係とか
学校とか学校の仕組みとの相性とか
気候とか国民性とか社会規範とか
思春期の自我の芽生えとか
色んなものが混じりあって
疲れた娘は学校に行きたくなくなった
私がもう少ししっかりしてたらとか
過保護じゃなかったらとか
そんな小手先のもんで
娘の不登校は避けられなかったと思う。
とか
もしもう少し近い中学だったらとか
娘が身体をバリバリ鍛えてたらとか
言い出したらキリが無いわけで
1個の原因を取り除いて
どうのという問題じゃないことは確か
もちろん私にも反省すべき点はあって
娘の成長とともに
また
娘の不登校という大きな課題を前に
私は変わらなければならなかったし
苦戦したこともたくさんありました
でも
私がすることって
娘の自然な成長を邪魔しないためのうんぬんで
娘だって私だって
失敗しながら成長していけば良いだけ
要は降ってきた問題に
どう向き合うか。
変えるのは未来の自分。
子供が不登校になったからと
ちょっと反省どころか
「私がいけないんだ」と
ズタボロになることないって
自分を責めて泣くのは簡単だけど
そういう大人の態度は
子供が立ち上がっていくのに
厳しいようだけれど邪魔になる
誰かにダメ親認定されそうだったり
されたみたいで
怖かったりショックなのかもしれない。
でもね
子供が不登校になった瞬間に
身につけないといけない一番のスキルは
「人のことを気にしない」です
他のどの子とも比べず
他のどの家庭とも比べず
ただ自分と子供の昨日と今日を
公平な目で見つめる
昨日は学校に行けないこの子をみて
泣いてしまったけれど
今日は笑顔でおやつに誘えた
布団にもぐってスマホばかりだったのに
今日は歯を磨いてた
そうやって
とにもかくにも
自分えらい!この子もえらい!
頑張ってるよね私たち
って
たくさん失敗してても
そう日々思っていく
他人の目より
子供の目を見ればいい
人の顔色なんか気にせず
ちゃんとその子の心を見つめたら
子供は心を開いてくれると思う。
完璧なお母さんなんて
子供にとっちゃ気持ち悪い
自分も子供も責めずに
失敗も笑って流しながら
今これから
今日できることを見つめられたら
それはすごいことじゃないですか?
具合悪いその子に寄り添うあなたは
完璧じゃなくても
唯一無二のお母さん
気づいたらそのまま子供と
ゆっくり成長しているはず。
私ね実は
「うちの子もおがちゃんのところの
娘さんのように元気になって欲しいです。」
って言われると
ちょっと淋しいような気持ちになるんです。
その方のお子さんを
うちの娘とか他の子とかと
比べないであげて欲しいって。
娘のことを
誰かの励みになるようにと
ブログを書いているのに
何だか変な言い草に聞こえるかもしれないけど
うちの娘は多分
私が誰かに
「うちの子もそちらのお子さんみたいに
こうなって欲しいです。」って言ったのを聞いたら
すごい傷つくと思うから
絶対そういうこと言わない
旦那が誰かに
「うちの妻もあなたの奥さんみたいに
料理が上手になって欲しい」って言ってたら
飛び蹴りすんじゃん?( ˙▿˙ )
不登校から立ち上がった
大学2年生の娘は
無事に検定試験を受けて
8割できたって言ってたから多分合格だね
そしてその日からまた
TOEICの勉強してます
娘に引っ張られてなのかなんなのか
お付き合いする前は
お勉強ダラダラモードだった娘の彼氏も
お付き合いが始まってからは
ちょいちょい一緒に勉強しているようで成績も上がり
さらには
「自分と付き合って成績落ちたら
心配だから勉強して」って
娘に言ってくるようになっちゃって
真面目な子になっちゃったみたいです
何人かいるお友達も
マジで良い子しか娘の周りにいなくて
高校生まで凄まじく心配させたことが
夢だったのではないかと言うほど
安心な大学生活を送る娘
私は全然完璧な母じゃない
完璧な妻でもない
でも意地悪じゃないし
自己憐憫的でもない
娘が不登校になっちゃったことは事実。
でもその日から
もうさ、なるようになるじゃろ
とある意味腹を括って
弱音吐かずに何も気にせず歩いてきちゃった
長いこと悩むの苦手だし
私の人生だって楽しいものにしたいから
笑ってたいしね
これ読んでも
涙が止まらなくて
自分を責めて辛いってお母さん
一人で頑張りすぎてるかもしれないよ。
孤独はあなたを弱くする。
家族にも友達にも味方がいなければ
子供が味方になってくれるんだよ
あなたの幸せを一番願ってくれているのは
実は子供
大好きなお母さんを
困らせたくて困らせているわけじゃないの。
学校に行かないその子と一緒に
全部サボって
共犯になって
遊びに行っちゃえ