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中2で不登校になり
色々こじらせた娘も
今は元気な大学2年生
2年生になって実験が始まって
めんどくさいと言いつつも
仲良しのお友達と一緒のグループで
キャピキャピやっているようで
楽しそうに話を聞かせてくれます
ゴールデンウィークには
高3になった姪っ子ちゃんとも過ごして
あるアイドルゲームの話で盛り上がりました。
大人気なんで
結構ご存知の方もいるかと思います
娘は
本人曰く
中学3年間アイナナに捧げた
私はもともとゲームとかアニメとか
あまり興味がない人間でしたが
娘が不登校になって
元気をなくして
何でも良いから一緒に笑って楽しめる
時間を作りたいと思って
とにかくそのために娘と一緒になって
やったことのひとつが
このアイナナ推しでした
苦手なリズムゲームをダウンロードして
ストーリーを読んで
娘とは別の推しを作って
アルバムを買って
曲を覚えて
ライブにも行った
娘の部屋にはアイナナグッズが
どんどん増えていった。
バンダイナムコはストーリーも
楽曲も相当作り込んであって
しっかり私も楽しめました。
イベントとか行くと
同年代の人もたくさんいたし
なんか私だけ抽選当たって
自分だけイベント行って
指定されたグッズ買ったり
オタクの世界を色々知れました
やると決めたら
子供より楽しむって決めてる
「お母さん、私に付き合ってくれてる」
より
「お母さん、私が教えたもので
楽しんでくれてる」
が絶対いいし
嫌いなのに付き合ってるとか思ってると
普通に子供に気持ちがダダ漏れだもんね
それに子供って
本当に
知らない世界をたくさん教えてくれる
すごい存在だと思う。
不登校でオタクの娘がいなければ
体験できないことを
たくさんさせてくれた娘に
感謝しないといけないくらい
たまに思う。
娘がいなかったら
私はどんな生活してたかなって。
仕事ばかりして
飲んで帰って
簡単に人間関係も諦めて
価値観の変化もなく
お金を使うことで幸せを感じようと
するだけの日々だったかもしれない。
もちろん子供がいなくても
素敵な暮らしをしてる人はたくさんいるけど
私は娘と歩んだこの19年の
人としての成長を
他で得られる気がしないっていうのが
正直な感想です。
さて話はアイナナに戻りまして
娘は高校生になって少しずつ
VTuberにスイッチしてきて
あまりアイナナの話をしなくなりました
回復に向けて歩き出してきた娘にとって
多分アイナナは
大好きだけど
一番辛かった時期とどうしてもリンクするもの。
音楽ってリアルに
その頃の自分を思い出すもんね。
まだ傷の新しい娘には
ちょっと辛くなる時もあったのかもしれない。
あれだけ助けてくれたグッズも
集めなくなって
むしろ見えないところにしまったり
手放すようになりました。
でも
娘はそこからさらに大人になり
ゴールデンウィークに
娘の影響で
今ではすっかりアイナナに沼ってる
姪っ子ちゃんと私と3人で
思いっきりアイナナの話をしたり
曲を聴いたり久しぶりにしたの。
そしたら私も当時は本気でアイナナ推してたから
普通にキャラの解像度が高いし(笑)
あの後の展開も気になってきた。
娘はもう卒業したみたいだけど
今進路のことで悩みの多い
大好きな姪っ子と
イベント行ったりしても良いかもって
思ってすぐNetflixで
アイナナを見直し始めた
そしたら娘が
「やっぱりアイナナ良いよね〜!
観てないストーリーのとこいったら観たい」って
言ってきた
私それ聞いて思ったよ。
この子の心の傷のかさぶた
やっと取れたなって
おめでとうごさいまーす