不登校って
親のせいだけでなるようなものじゃない
色々な要因が複合的に絡み合って
誰にも予測のつかない形で生じるもの
毒親育ちだって不登校にならない人は
たくさんいる。
でも大人になっても
親との関係で不満や悲しみを持っている人は
どこかしら大人になりきれないような部分を
持っていることが多いように感じる
親から受けた理不尽な仕打ちや
心無い言葉や差別、蔑み、
無言の圧力みたいなものが
ずっと心に引っかかってて
納得できない気持ちや悲しみとか怒りが
その人の成長を妨げているのかもしれない。
それはその人の持つ宿命的な辛さで
本当に気の毒に思うし
その人だけで乗り越えることは
きっと難しいことなのかもしれない。
けれど大人になって
親への怨みやコンプレックスを抱えて
被害者意識に苛まれたまま
自分を客観視出来なくなっていたり
他者への思いやりにかけた行動は
とても幼くみえて
大人の社会では浮いてしまうのが
現実なんだよね
私も親だから
子供のためにって気持ちは
すごくわかる
過保護にしてしまうときも
厳しくし過ぎてしまうときも
みんな
その子のためにって
思ってやってしまうのが
親だもんね
娘が中学で不登校になったとき
もう色んなこと考えて
あーでもないこーでもないやって
たくさん失敗して
勉強したり調べたり泣いたり落ち込んだりして
でも落ち着いて考えていくうちに
辿り着いた答え
娘にはとにかく
自分の人生を
楽しんで生きる大人になって欲しい
やっぱりせっかく入った進学校に戻って
良い大学入った方が良いとか
親がしっかり躾ないととか
甘やかしてたら何もできないやつになるとか
色んなこと言う人がいたけれど
娘のような自由な子は
その心の行く先に自信を持って
自分以外の誰かの言葉に絡められたりせず
1回しかない自分の人生を
思うように生きる大人になって欲しい
そうなってくれることを私の子育ての
目標にしようって
そう思ってきました
でね、
それは結局
娘が自然に大人になっていく過程で
失敗しながら学んでいくことが不可欠なんだけど
すくなくとも私は
娘にしがらみを残す親になるのは
やめようって
そう思いました
健全で温かい親子関係を作るために
私は娘の意志を尊重したり
失敗に口出しせず見守ったり
気楽な雰囲気の家庭にして
一緒に楽しむことをして
会話を増やしたり
そんな風にするだけ
親にできることって少ないけど
親がすることの影響って大きいから
娘の邪魔しない親になろって思ってます
娘は今受験期なので
いつも以上の安心が欲しい時
仕事忙しくって大したフォローできないけど
毎晩夕食後に雑談したり
時には受験のこと話したり
手作りパン食べさせたり
そんな風に過ごしてます
受験生みんな頑張れ!!