娘が絶賛不登校の頃は
毎日毎日、
娘の一挙一動、ひとつひとつの発言や表情
みんなが私の気持ちを鷲掴みにするみたいに
襲いかかってきて
私もそのことに逐一
悲しんだり喜んだり
怒ったりしていた
何か大切なことを伝えても
娘が思うような反応をしなければ
その場で感情的になってしまったし
その場で一度我慢しても
グルグルモヤモヤしてしまって
結局娘を問いただしてみたり顔を曇らせたり
娘に対してだけでなくて
旦那が娘のことでネガティブなことや
過干渉なことを言えばすぐに口喧嘩
なんでわかんないの?!と
ご立腹なわたくしでした
もしくはぐったり落ち込んだりね
気が短いのか余裕がないのか
とにかくそんな感じで
多分、
何かを良くしなければと
必死だったのかもしれません。
その後、私の気持ちも一進一退?
三歩進んで二歩下がり
解決を急いだり安心したい気持ちから
何度も喧嘩したり反省したりしながら
でも、
徐々に気持ちも落ち着いてきました。
というのも、
私にも忍耐ができてきたのと
私が焦ったところで意味ないという気づきと
無駄に苦しむのやめようという諦め
そんなものが
じわじわと定着してきて
しっくりきたのでしょうか。。。
そして、大きかったのが
時が与えてくれた希望
例えば
私が話したことに対して
あまり娘がネガティブな反応をそのときしても
私が焦らずに見守っていれば
娘はある時自分から変わったり
考えを話してくれる
私もカッとなってもその時の感情に
すぐに流されずに一度深呼吸して
その問題を一泊二日くらい塩漬けにすると
すっと答えがおりてきたり
知らずに解決したりしている
そんな時のもたらす成功体験が
少しずつ積み重なって
それは偶然やラッキーから
私の確信になってきたように思います。
(イジメなどのすぐに解決してあげるべき問題が
ある場合などは違うと思いますが)
最愛の子供の成長を日々見守って
将来の幸せを願っているのだから
何にも焦らないってことはあり得ない
でも、
そんな自分の不安を感じたときに
あれこれこねくり回さずに
ちょっと様子を見ようと
落ち着いて考えられるようになりました
娘は何かでプンプン怒ってても
蓋をそっとしておけば
割と早く謝ってきたり
気持ちを話してくれる
何も考えていないように見えても
塩漬け期間に自分で考えてくれてたんですね
そして
気付いてしまったのです
この
塩漬け作戦は
旦那にも有効だと(笑)
だいたい意見が2つに割れて
言い合いのようになった日も
私が感情的にならずに
きちんと塩だけ振って
重石を乗せておきますと
旦那も翌日か翌々日には
「たしかに一理あるよね。でもこう思ったんだ。」
と、穏やかに話し合うことができたりするし
今まで子供みたいに
意固地になるところのあった彼が(笑)
なんだかぐんと大人になって
頼もしく考えてくれることが
増えてきました
時はすごい。
自分にも相手にも
時を与える余裕
が持てると
時を味方にすることができるのかな、と
この歳になって感じました
特に子供の成長には
一番時間の流れが必要ですよね。
ちょっと塩を振って
重石乗せておいてみましょう。
きっとじわじわと
味が入っていい感じになると信じて