うちはひとりっ子。
母娘の距離はかなり近いです。
今でもお風呂に一緒に入ることもあるし
反抗して喧嘩しても
気付くと手を繋いで歩いてる(^^;;
不登校の原因として
母子分離ができてきないとか
過干渉とか
言われることありますよね。
確かに過干渉というのは
相手の気持ちを無視することで
自信を失わせていく要因になるように感じます。
娘への干渉については
娘が不登校になって見直そうと思い
私達なりに彼女の意思を大切にしてきました。
そして母子分離についても
娘の自立を促すように考えてきました。
娘も意識して自分でやることが増えてきたし
一人で大丈夫って言って頑張っていたようです。
でも最近、娘が不安で眠れないと言う。
でも一人で大丈夫と言うけど
部屋の明かりはいつまでも付いている。
明け方に私のベッドに潜り込んでくる。
母子分離、という言葉が頭の中にありましたが
もう一方で私の中には
不安な時や体調が悪い時には
支えて安心を与えるのが
家族なんだという気持ちがあります。
だからダメなんだよ!と誰かに言われるのかもしれませんが(・_・;
いや、そんな仮想敵は作り上げる必要もないか^^;
私は大切な人が不安になって苦しんでいたら
そばにいてあげたいです。
なので娘に言いました
「不安ならしばらく一緒に寝たら?」って。
「でも、ちゃんと自立したいし、
ひとりで寝なくちゃ。」と言っていた娘だけれど
「無理することないよ。」と話し
ここ数日一緒に寝てます。
「ママと寝ると安心する。」って
前より少し入眠しやすいみたい。
甘えたい気持ち、不安な気持ち、
無理やり娘から取り去る方法はなくて
そのまま素直な気持ちで
心休めて欲しい。
それで子供が弱い子になるのではなくて
誰かにもそうしてあげられる強い人になると思うのです。
あくまで、私の感じていること^^;
不登校のハウトゥー本を読んだりすると
不登校の家庭や育て方のいけないことや
こういう家庭にしましょうって書いてある。
だけど、実際のところ
そういう理想にぴったりの家庭は
一体どれくらいあるのだろうか。
どんな家庭も人も
ちょっとした悩みや弱点や
不登校の理想とは違う何かがあって
当たり前なんじゃないのかな。
以前コンプリメントトレーニングをして
たくさんの学びがありました。
ただどうしても違和感があったのは
不登校になった子はまともな育て方をしてもらっていないから
育て直しをしなさいと言われたこと。
もちろん、子供への対し方で不登校は解決に導かれることもあるので
これまでのことを反省もたくさんしました。
子供の良いところをみて褒めて
自信を取り戻させる。
それはとても大切なことだと今でも思っています。
でもね、あなたの育て方が悪かったって
お母さんに言っちゃったら
お母さんは自信を失いとても悲しくなります。
どうして子供の自信を取り戻させるために
お母さんの自信を失わせるのかなって。
親の気持ちと子供の気持ちは
密接に連動してる。
だからこそ、育て方の全てを否定されたら
頑張って笑顔にしても心が苦しい。
「私の生き方が全て!あなたも絶対にそうしないと
まともにはなれないわよ!」みたいな
モラハラお母さんなら(笑)多少自信を失っても
いいのかも知れないけど?^^;
大体のお母さんは初めての経験に
不安で自信をなくしている
子供を愛してやまないお母さんだと思います。
今も私はもちろん自信満々になったわけじゃないし
別に不登校初期と何が変わったわけではないけれど
人の言葉に振り回されなくなったように思う。
直感を信じて
たくさん支えになってあげよう。
そして家族なんだから
たくさん子供の笑顔に支えてもらおうと
思っています。
大切な何かを懸命に守って育ててきたし
そのことから逃げずにこうして日々
泣いたり笑ったりしながら生きているんだから。