不登校になると誰しも昼夜逆転になる。


まず朝起きられないので

当然のことですよね^^;



逃避として不登校になり

ベッドから出てこないものを

何がなんでも昼夜逆転はさせないからっ!って、

そんな無理強いは

逆効果のこともあり、

生活そのものをいきなり改善するより

不登校の子供の気持ちや原因を

紐解く方を先にした方が

最終的には早道でかつ継続性があるかと思います。



ただ、当然昼夜逆転のデメリットはあります。




ひとつは、

人に「朝早く起こさないとー!」とか

「子供は早く寝かさないとね。」とか余計なこと言われる(笑)



そんなんわかってるってってイラつくデメリット(笑)




でも私が思う本当のデメリットは

昼夜逆転で家族とのコミュニケーション不全に

なることにあると思っています。



朝は起きないし午前中は部屋にこもっている子供をみると

親は不安になる。

声をかけても不機嫌な返答しかない。



午後とか夕方になりやっと子供が起きてくる。


家族が眠くなる時間に

だんだん元気になる子供たち。



自分が元気になってくると

テンションも上がって

ゲームしたりやりたいことも出てきて

家族にほんとの気持ちも話したいなんて思うけど、

家族はそろそろ寝る時間。


眠いから明日にしてってなってしまう。


早く寝なよって。




そうすると、お互いに、

話したい時には不機嫌そう、

どうでもいいのかな?

話すの嫌なのかな?

そんなイメージになってしまう。



子供が不登校になったときにこそ

親子のコミュニケーションは大切になるのに

それが阻害されてくる。



昼夜逆転は許せても

話ができなかったりぶっきらぼうな態度を取られると

悲しいし

相手がわからなくなってしまいます。


ほんとはただお互い眠いだけであっても。



昼夜逆転は直せる時期も直せない時期もあるけれど

もしかしたらこのイライラは

昼夜逆転そのものではなくて、

家族との生活リズムのズレによる

コミュニケーション不足なのかもしれないって

気づくだけでも違うと思います。



そういう風にアクセス出来たら

子供とコミュニケーションをとるためにどうしたらいいかなって

考えるようになりますよね。



「私も1回昼夜逆転してやるわ!」

そんな覚悟ができるならそれでもいいですけど(笑)

なかなか夜更かしは老体に辛いですし(笑)

仕事やなんやありますからね。



ただ、コミュニケーション取りたいって気持ちが

子供に伝わるだけでもだいぶ違います。



単に朝は早く起きろ!早く寝ろ!って言われるんじゃなくて

朝ごはん一緒に食べたいからとか

夜早目に何かゲームでもしようよ、とか

そんな風に言われたら

子供の中でも少しだけ時間というものを

人と共有する観念が出てくるのではないでしょうか。