当日中に靴の修理はできません！この言葉の意味するものは.... | 豊橋の看板屋さん

先日、看板をお作りした靴の修理屋さんと打ち合わせをしました。

その中で、私が気になったフレーズがありました。

『靴の修理で、その日のうちにするのは無理なんですよね(^^;;』

これって人によっては、

「修理にそんなに時間がかかるのはダメ」

そんなふうに判断をされるケースもあるかもしれません！

ただ、当日に修理ができないと言うのは、しっかりとその靴を直したいがために、丁寧な作業をしていけば必然と修理に時間がかかるから。

丁寧な仕事をしているが故、当日修理ができないんです！！！

当日修理ができない=仕事が丁寧

たまたま今回の案件では、その部分を表現するような看板にする事はありませんでしたが、私が毎回看板を作るおり、お店の方とお話をしていて表現に悩むポイントがそれなのです。

お店の方からはよく

「うちは、○○ができない」

と自分のお店の特徴を、マイナスとしておっしゃるケースがあります。

でもそれが強みであるケースもある！

そこの部分を、看板でどうやって表現をしてあげるか......

そこをしっかりと、お店のお客様になり得る方たちにお伝えすることで、お店の商売班長にもつながる。

実は私自身も同じような悩みをずっと抱えています。

看板と言うと、店舗名を入れたりするものとしての認識がまだまだ強く、看板デザインをすることに対しての認知度が低かったり、デザインにじっくり時間を考えることを認めてもらえないケースが多いんです(^^;;

看板に表現する内容は、一晩で思いつくわけでもなく、何度も何度も作っては崩し、の繰り返しで、少しずつ出来上がっていくために、どうしても時間がかかります。

自分の強みを伝えるのと同じ要素が含まれているので、私にとっての永遠の課題でもあったりします(^^;;

私と同じように、おそらく店舗の方も、一般的にマイナスととらわれがちな部分が、実は自分がしっかりやっていると言う事の裏返しだということがうまく鍛えられていないんだと思います。

そんな部分も、看板でしっかり表現をしてあげたい！

看板屋さんって、色やデザインだけじゃなく、お店を選んでもらう理由を表現するために、清美を考えたり、それを端的に表現するキャッチコピーを考える時もあるし、時にマイナスと思われてるところを、どうやったら強みとして表現してあげられるだろうか、と悩んだりもする。

実は、そんな私の見えない部分での状態を、どうやったら伝えることができるんだろうかと言う課題も長年解決できずにいます。

なんだかんだと言って、自分のことはダメダメですね(^^;;

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