久方ぶりの書き込みです。
(もはや、このペースでの書き込みが標準ととられかねませんね。)
営業・売り込みの電話についてです。
未だ後を絶たずに電話が入ります。
打合せ中でも、交通機関等での移動中でも。
当事務所電話は、携帯電話としているので当然です。
相手も営利目的なので仕方ありませんけど。
でも、電話の第一声が、いかにも、本当の一般客のようなトークで始まるのです。
「そちらでは、◇◇について相談できますか…?」
といった具合に。
当然、こちらも真剣に対応すべく、よく話を聞き取ります。
でも。
途中から『ん?』となります。
そして、電話の相手の主旨を再確認してみます…
「私、●●●という会社の者でして、ただ今、企業の従業員向けの福利厚生サービスにご協力いただける事務所を探しています。」とか「福利厚生サービスの受け手として当社と提携し、業務拡大にご興味のある事務所を探しています。」とか正体を明かしてきます。
このトークに至るまでには、おおよそ3分から5分程度。
蓋を開けてみれば、「もし提携いただければ、事案をご紹介します。当然、先生の報酬から費用はいただきません。但し、提携費用として毎月▼▼万円をいただきます。相談案件が増えますよ。。。」
同じようなアプローチで、ホームページ作成に関するアドバイザリー業者から年間百万円単位の金額を提示されたこともあります。
皆さん。行政書士が扱う一般的業務の報酬単価がいくらかご存じですよね?一部を除き、基本数千円から、せいぜい十数万円程度です。
電話の第一声で、社名も名乗らず、真意も告げず、一般客を装うような業者を信用できますか?
確かに積極的に嘘はついてはいませんが、真の目的を秘匿して一般客を装ってトークを進めるという営業手法は、本当に問題はありませんか?大丈夫ですか?