中村素岳書展~墨磨人を求めて~ | 東洋額装の社長ブログ

東洋額装の社長ブログ

表具屋の社長ブログです。会社のことを中心に日々思っていることを書いています。

銀座で大きな個展が開催されています。

昨日から始まった「中村素岳書展




貞香会の顧問、墨光書道院の主宰されています。

今年、腰の手術をされ展覧会自体の開催が危ぶまれましたが
見事に大作も書き上げられ素晴らしい展覧会が開催されました。







大作、小品、陶板など書風もさまざまで40点余り。
一番苦心されたされた作品は「墨磨人」の大作だったそうです。

その横に加藤楸邨の「雪中虚空」の近代詩文書を読むと「墨磨人」の
気持ちが伝わる感じがしました。

また併催されている「第45回 墨光書展





社中展と個展とがとてもいい雰囲気に連携し合っていました。

奥様の汀華先生とも久しぶりにお会いできました。
入社間もない頃からお世話になっている先生方なので
とても親しみやすく懐かしい展覧会でした。