皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
ご訪問ありがとうございます。
今日もあいにくのお天気ですね・・・
日本各地で大雨による水害の爪痕が残る中、わたくし自身も『毎日どのように振るまえば良いのか?』と複雑な気持ちを抱えております。
コロナ渦中でとにかく皆々が『自己責任』という認識を持って暮らすべきなのでしょう。
水害に合われた地域の一日も早い復興を願ってやみません。
さて、本日はこんな憂鬱な雨の日、家庭でゆっくり休息を取りたい時にいただきたい和風デザートのご紹介です。
和風デザートでありながら薬膳料理でもあります。
女性にうれしい成分や栄養素をたっぷり含んだ黒豆と小豆を黒砂糖のミネラルたっぷりの黒みつ入り寒天の中に閉じ込めました。
ほんのり甘く、柔らかい黒みつ寒天の舌触りがなんとも涼しげで本当に心がなごみます。
黒豆と小豆に含まれるポリフェノールが体内の血行を促進してくれるので、冷え性の女性にもうれしい薬膳料理。
黒豆や小豆に含まれるたんぱく質とカルシウムの他、黒砂糖を原料とする黒みつの微量ミネラルを摂取出来るので、おやつを食べながら栄養補給が出来るのもうれしい!
夏のおもてなしにもピッタリなので皆さんもぜひ下記のレシピを参考にして下さいね。
黒豆と小豆の黒みつ寒天
<材料4人分>
●ゆで黒豆 30g
●ゆで小豆 20g
●水 300ml
●黒みつ 50ml
●砂糖 大さじ1
●かんてんパウダー 2g(=小さじ1)
<作り方>
1.鍋に水、黒みつ、砂糖を投入し、泡立て器でよく混ぜます。
2.かんてんパウダーを投入してよく混ぜ合わせたら鍋を中火にかけ、1分ほど沸騰した状態になったら火を止めて粗熱を取ります。この時、水分の蒸発を防ぐ為に蓋をしておきます。
3.グラスの底面にゆで黒豆とゆで小豆を等分に投入します。
4.2の黒みつ寒天液が50~60度程度になったら3のグラスに等分に注ぎ入れて常温になるまで冷まします。(常温になった段階で固まっていることになります。)
5.4を冷蔵庫で1時間ほどよく冷やしてからいただきます。
<ポイント>
(※1)寒天パウダーを使用する場合、常温になると固まってしまうので手早く作業をすることがポイントになります。
かんてんパウダーの特徴は、常温で固まること。
ゼラチンに比べて、よりスピーディーに仕上がるので私自身も夏のデザート作りはかんてんパウダーを使用する頻度が上がるんです。
夏のおもてなしにデザートを出すとおしゃべりをしている間にそのデザートがぐしゃぐしゃに崩れていることも多いですよね?
かんてんパウダーを使用すると常温の状態で固まる性質があるので、うっかり長話でデザートを食べるのを忘れていた時なんかでもデザートは綺麗な状態を保ったままです。
そんな配慮も夏のおもてなしのひとつですよね。
年配の方へのおもたせスイーツとしてもお薦めです。
夏に食べる水ようかんもおいしいけど、この『黒豆と小豆の黒みつ寒天』はさっぱりとしたテイストなので年配の男性の心をもガッチリつかんでくれるデザートなんです。
黒みつの風味が優しい味わい・・・♪
皆さんもぜひ夏のおもてなしに『黒豆と小豆の黒みつ寒天』を作ってみて下さい。
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