皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
ご訪問ありがとうございます。
最近では、再び新型コロナウイルス感染が東京を中心に拡大傾向に転じてきました。
しかしながら、私たちがやらなければならないことは基本的な感染対策の他、毎日の食事を通して自分自身の身体の免疫力をアップさせることです。
まずは、その基本方針からズレてはいけないのです。
ワクチンが出来るまでは、ずっと『 with コロナ 』が続くのですから、私たちもドンと構えていなくてはなりません。
ウイルスを過度に恐れる前に、毎日の食事をきちんと整えていきましょう。
小さなことからコツコツと・・・♪
そこで、今日ご紹介するのは、私達みんなが大好きな中華料理『酢豚』のレシピです。
疲労回復に効果のある豚肉・酢をはじめとして、野菜に含まれるビタミン類も豊富ですから、免疫力アップ効果も抜群です。
優しい酸味と甘みは誰の舌をも満足させてくれます。
『酢豚』
<材料4人分>
●豚もも肉(とんかつ用) 200g
●片栗粉(A) 大さじ2
●ごま油 大さじ1
~下味付け用調味料~
●しょうゆ 大さじ1
●しょうがのすりおろし 1/2かけ分
●塩 少々
●黒こしょう 少々
~野菜類~
●にんじん 2/3本
●ピーマン 2個
●干し椎茸 3枚
●玉ねぎ 1/2個
●たけのこの水煮 100g
●にんにく 1かけ
~調味液~
●ケチャップ 大さじ1
●とんかつソース 大さじ1と1/2
●米酢 小さじ2
●酒 大さじ1/2
●砂糖 大さじ1と1/2
●鶏がらスープの素 小さじ1/2
●水(A) 100ml
~水溶き片栗粉~
●片栗粉(B) 大さじ1/2
●水(B) 大さじ1
<下準備>
①豚もも肉は2㎝四方にカットします。
②下味付け用調味料(しょうゆ・しょうがのすりおろし・塩・こしょう)は混ぜ合わせておきます。
③にんじんは皮をむいて乱切りにします。
④ピーマンはヘタと種を取り除き、2㎝四方にカットします。
⑤干し椎茸は水で戻してから石づきを切り落とし、4等分にカットします。
⑥玉ねぎは皮をむいてひと口大の大きさにカットします。
⑦たけのこの水煮は2㎝四方にカットします。
⑧にんにくは皮をむいてみじん切りにします。
⑨調味液の材料(ケチャップ・とんかつソース・米酢・酒・砂糖・鶏がらスープの素・水(A))は、あらかじめよく混ぜ合わせておきます。
⑩片栗粉(B)と水(B)を混ぜて水溶き片栗粉を作っておきます。
<作り方>
1.下準備①の豚もも肉と下準備②の下味付け用調味料に漬けて揉み込んだら常温に20分置きます。
2.1の豚もも肉の水気を切り、片栗粉(A)をまぶして180度の揚げ油(分量外)で色よく揚げます。
3.シリコンスチーマーに下準備③のにんじん、下準備⑥の玉ねぎ、下準備⑤の干し椎茸、下準備⑦のたけのこの水煮の順に投入し、蓋をして600Wの電子レンジで3分加熱します。
4.3に下準備④のピーマンを加え、600Wの電子レンジでさらに1分加熱します。その後、ザルに落として水気を切ります。
5.フライパンを中火で熱し、ごま油を引き、下準備⑧のにんにくのみじん切りを炒めたら4の野菜類を加えて炒め、2の豚もも肉も加えます。(ここで塩、黒こしょうを少しふります。)
6.下準備⑨の調味液を加えて全体を混ぜながら煮立たせてから、最後に下準備⑩の水溶き片栗粉を加えて混ぜ合わせ、とろみがついてきたら火を止めて器に盛り付けます。
<ポイント>
(※1)本場中国では、野菜類も揚げ油で素揚げしますが、水切りに手間がかかり、その際に水分が残っていると油ハネの原因になって火傷しやすいこと、また、油摂取量過多の原因になりがちなので、豊田家レシピでは『野菜類のレンチン加熱&少ない油で炒めること』で安全且つヘルシーに仕上げています。
ご家庭でヘルシーに酢豚を作りたいのであれば、上記のような調理法で良いかと思います。
本場中国では豚肉をはじめ、野菜類もすべて揚げ油で調理する習慣がありますが、これには理由があります。
もともと中国はあまり水道事情が良くないので、水で煮るといった日本の調理法には向かず、何でも揚げ油で揚げて衛生的に仕上げるという習慣が生まれただけなんです。
ですから、この酢豚に関しても、別にすべての野菜類を油で素揚げしなければならない理由は何ひとつ無いのですよね。
確かに色がツヤツヤと鮮やかに見えて綺麗に仕上がるという利点もあります。
しかしながら、全ての材料を油にくぐらせることは、油分摂取過多になり、必ずしもヘルシーとは言えません。
ですから、豊田家レシピでは、油を極力控えたヘルシーなレシピに変えてあります。
私のブログをご訪問下さる皆さんには、ぜひともヘルシー調理で免疫力アップを目指して頂きたいと思います。
皆さんもぜひ豊田家レシピの『酢豚』をご家庭で作ってみて下さい。
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