皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
ご訪問ありがとうございます。
今年の梅雨は時折晴れ間が出てくれて洗濯物を乾かせる日があるので例年と比べてとても助かっています。
今日もベットシーツやら枕カバーなども洗えて助かりました。(笑)
コロナ、コロナと嫌~な空気が漂っているので、少なくても家庭内の寝具などは日々さっぱりと清潔に保ちたいものですよね。
さて、本日も岐阜クッキングアンバサダーとして岐阜県産のお野菜を使用したお料理レシピのご紹介をして参ります。
本日のお野菜は『春菊』♪
皆さんにとっても春菊は冬の鍋ものなどに欠かせないお野菜なのではないでしょうか。
実は、この春菊、冬だけが旬というわけではないんです。
岐阜県においては、標高差を利用して、冬の時期では南側の美濃地方で、そして、夏の間は北側の飛騨地方で作られていて、1年を通して消費者の皆様向けに出荷しています。
そして、今回私たちが送って頂いたのは、飛騨地方で生産された春菊。
皆さんがよく目にする株タイプのものではなく、今回は枝タイプの春菊を送って頂きました。
昼夜の寒暖差によって茎が太く立派に育ち、また、香りも高く、みずみずしい食感の春菊になるのが特徴です。
ただ、春菊というと、その独特な香りからか、わりと子供たちは敬遠しがち・・・
そこで!
おいしくて子供たちも思わず春菊をガッツリ食べられる『牛肉と春菊の和風カレースープ』のレシピをご紹介致します。
牛肉と春菊の
和風カレースープ
<材料4~5人分程度>
●牛切り落とし肉 230g
●春菊(岐阜県産) 1袋(100g)
●にんじん 1本
●大根 100g
●椎茸 3枚
●長ねぎ 1本
●酒 大さじ1
●サラダ油 大さじ1/2
~カレースープ~
●市販のカレールー 1/2箱(90g程度)
●出汁(だし) 900ml
<下準備>
①春菊は根元を少し切り落とし、薄い塩水(分量外)を沸騰させて軽く湯がいてすぐに冷水に取り、手で絞ってから7㎝幅にカットしておきます。
②にんじんと大根は皮をむいていちょう切りにします。
③椎茸は、石づきを切り落としてせん切りにします。
④長ねぎは、斜め切りにします。
<作り方>
1.鍋を中火で熱し、サラダ油を引き、牛切り落とし肉を炒め、火が通ったら酒を回しかけます。
2.出汁(だし)を加え、下準備②のにんじんと大根、下準備③の椎茸、下準備④の長ねぎを加えて沸騰させ、5分程度煮込みます。この時、アクが出てきたらその都度取り除きます。
3.2に市販のカレールーを加えて煮込みながら溶かし、ひと煮立ちさせたら火を止めて器に盛り付けます。
4.仕上げに下準備①の春菊をトッピングして供します。食べる時は、春菊をカレースープによくからめていただきます。
<ポイント>
(※1)春菊はよく洗って生のまま鍋に投入することも出来ますが、せっかくのグリーンカラーを活かせなくなるので、トッピングして食べる直前に個々人に混ぜてもらう方式のほうがビジュアル的にも満足感が高くなると思います。
(※2)大根は出汁の役割を果たしているので少量でOKです。
この『牛肉と春菊の和風カレースープ』は、皆さんも作って食べてみるとわかりますが、本当に、本当に、すごくおいしいです♪
スパイシーというイメージではなく、日本人の心を心底満たす素材の味を活かした優しいお味の和風カレースープで、疲れている時や体調がすぐれない時など、癒しが必要な時にお薦めのお料理なんです。
いわゆる『薬膳スープ』と呼ぶにふさわしい栄養満点且つ整腸作用のあるありがたいスープなのです。
実は、うちの娘もちょっと春菊の独特な香りが苦手・・・
でも、今日食卓に出したこの『牛肉と春菊の和風カレースープ』は、喜んでモリモリ食べておりました。
『春菊はカレーと合わせるとすごくおいしく食べられるってことを学んだ!』 ← (娘談)
きっとうちの娘と同じ感覚でこのお料理を楽しんでくれるキッズや若者たちが多くいらっしゃるに違いない!と、わたくし、確信しております。
このレシピはぜひJA全農岐阜さんにも召し上がって頂きたいです。
皆さんも春菊の新しい食べ方、試してみたくなりませんか?
ぜひ一度このレシピを参考にして『牛肉と春菊の和風カレースープ』を味わってみて下さい。
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