皆様、こんばんは。

 

料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

2020年の5月に我が家のお庭を華麗に彩っていた数々のバラ。

 

そんな華やかなバラの季節ももうすぐ終わり・・・

 

そしてまた、春を彩る苺の旬ももうじき幕を閉じる頃。

 

2020年の苺とバラの見納めとして、今日は『ストロベリーのホリデーケーキ』を作りました。

 

休日のティータイムのきどらないおもてなしケーキ。

 

平日は忙しくて家族を丁寧にもてなすことは出来ないけど、休日の日はちょっと特別にカフェ気分に浸れるティーケーキがあると食卓が華やぎますよね。

 

また、気の置けない友人を数人招いて気軽なおもてなしケーキを囲んでおしゃべりを楽しむ休日もあるかもしれません。

 

アメリカでは、『バターケーキを簡単に作って、その上にザーッとクリームをのばし、好きなカットフルーツを乗せる』といった手法のおもてなしケーキが多く見られます。

 

日本のデコレーションケーキのような面倒なケーキをわざわざ作ろうとはしません。

 

ニコニコしながら簡単にケーキを作って、上面だけに極めて単純な飾りつけをして、バン!っとテーブルの真ん中に自信満々に出す。

 

これがアメリカ流のおもてなしケーキなんです。

 

『面倒なことはしない』←これがアメリカの幸せの在り方なんですよね。

 

若い頃、ヨーロッパ式のケーキの作り方を多く覚えていた私は、アメリカに行ってそんな考え方に面喰ったものでした。

 

でも、そのきどらないアットホームなおもてなしの在り方に大いに共感したのです。

 

今では私自身もそんなアメリカのおもてなしの在り方を日々実践しています。

 

 

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ストロベリーのホリデーケーキ

 

 

 

<材料 直径18㎝ホール1台分>

 

●薄力粉 70g

●アーモンドパウダー 30g

●無塩バター 100g

●グラニュー糖 100g

●卵 2個

●バニラエッセンス 5~6滴

~ピンクのクリーム~

●ホイップクリーム 250g

●フランボワーズパウダー 小さじ1

●食紅 少々

~飾り~

●苺 7~8個程度

●ミントの葉 適量

 

<下準備>

 

①薄力粉とアーモンドパウダーは合わせてふるっておきます。

②無塩バターは耐熱容器に入れてラップをし、600Wの電子レンジで30秒加熱して柔らかくしておきます。

③卵は常温に戻しておきます。

④ホイップクリーム、フランボワーズパウダー、食紅を混ぜ褪せてピンクのクリームを作っておきます。

⑤ケーキ型にオーブンシートを敷いておきます。

 

<作り方>

 

1.ボールに下準備②の無塩バターを投入して泡立て器でよく混ぜます。

 

2.グラニュー糖を加えてすり混ぜます。

 

3.下準備③の卵を割りほぐしてから少量ずつ加えてよく混ぜ合わせたらバニラエッセンスを加えます。

 

4.下準備①の粉類を数回に分けて加え、ヘラに持ち替えて粉気が無くなるまで切るようにしてよく混ぜます。

 

5.4のバターケーキ生地を下準備⑤のケーキ型に平らに敷き詰め、あらかじめ予熱した170度のオーブンで25分焼きます。焼き上がったら常温まで冷まします。

 

6.型から外し、お皿に乗せ、下準備④のピンクのクリームをバターケーキの上面だけに伸ばしたら苺を乗せ、ミントの葉を飾ります。

 

<ポイント>

 

(※1)低い高さで平らに焼くことで焼き時間を短くし、デコレーションを簡単&時短で済ませられるように作るのがコツです。バターケーキを焼き上げてから常温に冷ました後、すぐにおもてなしケーキとして食卓に供することが出来ます。

 

(※2)ピンクのホイップクリームは、食紅だけだとベリーの食感を出すことは出来ません。そこでフランボワーズパウダーを使用することにより、ホイップクリームにベリーの食感が加わり、おいしいトッピングクリームになります。

 

 

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アメリカのケーキは高さがあまりなく、低く焼き上げるのが特徴です。

 

その上面にトッピングでボリュームと高さを付けることで見た目のゴージャス感を出します。

 

そして、ケーキの高さをあえて低くすることでケーキカットもラクに出来るようにしているのです。

 

家庭でおもてなしをする時もケーキカットがしやすく、見た目もゴージャスなケーキなら自信を持ってホームパーティーにゲストさんを呼ぶことが出来ますよね。

 

そして、味も失敗知らず!

 

ほとんどがだいたい基本のバターケーキで出来ているからです。

 

変えるのは上のトッピング&デコレーションだけ!パー照れ

 

そうすることでお菓子作りの失敗への恐怖心を消すことできます。

 

ですから、おそらく日本人よりアメリカ人の方がホームメイドスイーツを作る割合が高いと言えるかもしれません。

 

『失敗しない手法でおもてなしをする』という点に置いてアメリカはズバ抜けているんです。

 

ホームパーティー文化が生んだ『生きる知恵』なんでしょうね。(笑)

 

ご家庭で簡単におもてなしケーキが作れるアメリカンレシピ。

 

皆さんもぜひ一度 『ストロベリーのホリデーケーキ』 を作ってみて下さい。

 

 

 

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