皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
ご訪問ありがとうございます。
ここで、さっそく『豊田さん、昨日のブログ記事と料理写真が一緒じゃないですか!?』という鋭いツッコミが入りそうですね・・・(笑)
そうですね・・・
確かに一緒なんですが、一眼レフカメラで撮影する際のピントの位置が違うんです。
今日の料理写真でピントを合わせているのは、ソーセージの手前にある『レシュティ』。
『レシュティ』は、スイスの定番じゃがいも料理です。
ソーセージと合わせて食べると最高においしくてほっぺたが落ちそうになります。
カリっと仕上げたローストポテト『レシュティ』は、とある農家の朝食メニューとして食べられていたそうなんですが、そのおいしさからスイス全土に広がっていったお料理なんですよね。
今や、スイスの国民食と言っても過言ではないでしょう。
オーブンで焼いたり、フライパンで焼いたりと、焼き方もその家その家の自由な調理法で作られています。
スイスで老若男女に愛されている『レシュティ』は、日本では『じゃがいものガレット』などと言われていて、スイス料理発祥であることを知らない人も多いのです。
素朴で気取らない味は、我が家でも大人気!
皆さんもぜひご家庭で作ってみて下さい。
スイスのローストポテト
『レシュティ』
<材料 直径8㎝×2枚分>
●じゃがいも 大1個
●塩 少々
●黒こしょう 少々
●エクストラバージンオイル 大さじ1
(※バターであれば10g程度)
<下準備>
①じゃがいもはよく洗ってから皮をむき、スライサーでせん切りにします。
<作り方>
1.シリコンスチーマーに下準備①を投入し、塩、黒こしょうしてよく混ぜ合わせます。
2.1に蓋をして、600Wの電子レンジで2分30秒加熱してから再度、塩、黒こしょうしてよく混ぜ合わせて味を整えます。
3.フライパンを中火で熱し、エクストラバージンオイルを引き、2を2等分して底面に置きながらそれぞれ円形に整えます。
4.下面に綺麗な焼き色が付いたら、ひっくり返して反対側も色よくカリっと焼き上げます。
<ポイント>
(※1)エクストラバージンオイルの代わりにバター(10g程度)を使用してもOKです。ちなみにスイスはバターで焼きます。当方のレシピでは、よりヘルシーに仕上げるためにエクストラバージンオイルを使用することを推奨しております。
コクが欲しい場合はバターで焼き、さっぱりヘルシーに仕上げたい時はエクストラバージンオイルで焼いて下さい。
それにしても、こんなにシンプルでおいしい料理は他に無いと思います。
しかも、万人が必ず喜びますものね。
『愛される』ってこういうことか・・・というように、ハッとさせられるお料理でもあります。(笑)
とっても簡単なのに妙なおもてなし感がハンパじゃない所が魅力の一品!
朝食としてパンにもよく合い、ランチやディナーであればメイン料理の上品な副菜として重宝するレシピ。
皆さんもぜひご家庭で『レシュティ』を作ってみて下さい。
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