皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
ご訪問ありがとうございます。
コロナウイルス、コロナウイルスという感じで心配事がつきない2020年の早春・・・
入学や進学がこんなにブルーな気分に包まれたことはいまだかつて無いような気がします。
でも、そんな世間の暗い空気に負けたくないですよね。
まずは、己の身体の免疫力を高めて悪いウイルスに負けない肉体を作ることが大切です。
本日は、どんなご家庭にでも必ず冷蔵庫に入っているリーズナブルな食材で栄養価も高く、また免疫力を高める効果もある手軽な薬膳スープのレシピをご紹介したいと思います。
使用するメイン食材は、卵と豆腐!
『え~!?毎日食べている食材だと思うけど・・・』なんて声も聞こえてきそうですが、このスープにはちゃんと根拠があります。
皆さんにも心当たりがお有りになると思うのですが、お豆腐というのは形があるとそんなにたくさん量を食べれませんよね?
でも、豆腐を潰して汁物にしていただくと思いのほかスルリとたくさんの量の豆腐を体内に簡単に取り込むことが出来るのです。
小さなお子さんや少食でお悩みの方でもこのレシピのスープならきっとおいしくたくさんお召し上がりいただけるはずです。
片栗粉でとろみを付けるとさらにスープのおいしさも保温効果も増し、身体が芯からしっかりと温まります。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時にお薦めの簡単リーズナブルな薬膳スープです。
たまごと豆腐の滋養スープ
<材料4人分>
●卵 1個
●絹豆腐 300g
●水(A) 200ml
●鶏がらスープの素 小さじ2と1/2
~水溶き片栗粉~
●片栗粉 大さじ1/2
●水 大さじ1
~仕上げ~
●万能ねぎの輪切り 適量
<下準備>
①卵は割りほぐしておきます。
②水溶き片栗粉の材料(片栗粉・水)はあらかじめよく混ぜ合わせておきます。
<作り方>
1.鍋に絹豆腐、水、鶏がらスープの素を投入します。
2.マッシャーで豆腐を潰してから中火にかけ、沸騰させます。
3.下準備②の水溶き片栗粉を回し入れてとろみがついてきたら今度は下準備①の溶き卵を回し入れ、全体を静かに混ぜ合わせたら火を止めて器によそり、万能ねぎの輪切りを散らします。
<ポイント>
(※1)ごま油や辣油を数滴垂らしていただくとさらに風味が増します。(※大人仕様です。)
我が息子は高校生ですから、文字通りの登校自粛要請により、学校がお休み・・・
毎日家に居てても元気にしてくれているけど、やはり『身体の内側からウイルス対策をしなくては!』という私の親心から食事作りには細心の注意を払うようにしています。
そこで本日のランチのスープはこの『たまごと豆腐の滋養スープ』にしたわけなんです。
いつも冷蔵庫にある材料で手軽に作れるから元気がない時や体力が落ちている時、食欲が無い時などにはお奨めのレシピです。
年配の方々への介護食としても良いかもしれませんね。
老若男女問わず、園児から年配の方々まで幅広い世相に受け入れられるレシピです。
中には子連れ出勤をしているママさんたちも多くいらっしゃることでしょう。
そんな時、晩ごはん時の支度時にはすでに疲労困憊になっていらっしゃるはずです。
でも、今日ご紹介したレシピであれば簡単に作ったスープだけでもしっかりと栄養を摂取することが出来ますし、ご自身の体もご家族の体も温めてあげられるのではないでしょうか。
どんな生活スタイルにもマッチングするレシピです♪
皆様、ぜひとも『たまごと豆腐の滋養スープ』を作ってみて下さいね