皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
ご訪問ありがとうございます。
2月に入り、節分も終わり、あとは多くの皆さんにとって悩みの種になるのはバレンタイン。
若い時はともかくも、例えば、結婚してご家族がいらっしゃる場合、バレンタインデーと言っても個別のチョコレートを用意するというよりはファミリー全員分をカバーできるココアシフォンケーキなどの方が気が効いているのではないでしょうか。
お子さんがいる場合、旦那様だけに愛情を振る舞ってはいられない・・・
バレンタインデーは、子供たちに対しても『みんな愛してるよー!』というような母親としての愛情表現が必要なわけです。
晩ごはんの後のデザートにココアシフォンケーキをカットして家族全員に出しておけば、それだけでバレンタインデーは終了!
少なくても、私自身はこの手の性格です♪
先日の 料理教室 Pinkish Rose Club でもお出ししましたが、冒頭写真のようにホイップクリームとチョコレートのミックスカラースプレイを乗せるだけでちょっとオシャレなおもてなしケーキになります。
晩ごはんの食後のデザートとして出てきたらきっとご家族も喜ぶことでしょうね。
しかも、卵の分量も必要最低限のレシピになっておりますから経済的です。
シンプルだけどしっかりと愛情が伝わるスイーツレシピです。
ココアシフォンケーキ
<材料>直径17㎝シフォン型1台分
●薄力粉 70g
●ココアパウダー 30g
●ベーキングパウダー 小さじ1/2
●卵黄 4個分
●卵白 5個分
●グラニュー糖 130g
●水 80ml
●サラダ油 60ml
~仕上げ~
●ホイップクリーム 適量
●ミックスカラースプレイ 適量
<下準備>
①薄力粉、ココアパウダー、ベーキングパウダーはあらかじめ合わせてふるっておきます。
②卵黄を常温に戻しておきます。
③卵白は常温に戻しておきます。
④グラニュー糖は半分に分けておきます。
<作り方>
1.ボールを2つ用意します。
2.1つ目のボールに下準備②の卵黄、下準備④のグラニュー糖の半量分を投入して泡立て器でよく混ぜ合わせます。
3.2に水とサラダ油を加えてさらによく混ぜます。
4.2つ目のボールに下準備③の卵白と下準備④のグラニュー糖の半量を投入してハンドミキサーで白くもったりするまで泡立てメレンゲを作ります。
5.3に4を加えて泡立て器でよく混ぜ合わます。
6.下準備①の粉類を3~4回に分けて粉気が無くなるまで混ぜ合わせます。
7.シフォン型に生地を流し入れ、トントンと叩いて空気を抜き、あらかじめ予熱した170度のオーブンで40~50分焼きます。(焼き上がりの最後はしっかりと目で見て確認しましょう。)
8.焼きあがったら逆さまにして常温まで冷まします。
9.ココアシフォンケーキを型から外してお皿に乗せ、ホイップクリームを絞り、その上からミックスカラースプレイを散らします。
<ポイント>
(※1)生地を含ませることを目的としてベーキングパウダーの分量を増やすとスポンジ生地部の素材本来の味や風味まで消してしまうかねません。このレシピは素材のおいしさをしっかりと感じることのできるシフォンケーキのレシピです。
こちらのレシピも各所でご紹介させて頂いております。
シフォン型は熱伝導の良いアルミ素材のものがお薦めです。
ステンレス製のシフォン型で焼くと、焼き上げる時に生地がツルっと滑って下に下がり、結果的に膨らみが不十分になったりします。
そして、ちょっと心配なのが最近のオーブン事情・・・
最新式のオーブンの場合、熱伝導がとても良い為、焼き時間が短くなる可能性が高いです。
ただ、170度以下で加熱すると焼きあげる時に生地の膨らみが足らず、目が詰まったシフォンケーキになってしまうこともあります。
そして、各メーカーによってオーブンの特性が違います。
焼き時間に関しては、皆さんのお宅のオーブンによって違うのでやはり焼き上がりの最後は目で見て確認しながら焼き上げてみて下さい。
上記の内容に注意しながら、皆さんのお宅でも『ココアシフォンケーキ』を作ってみて下さい。