皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
ご訪問ありがとうございます。
写真は本日の我が家の晩ごはんの仕込み風景。
鶏むね肉が冷蔵庫にあったので久しぶりにサラダチキンを作ろうと思いました。
・・・が、サラダチキンって市販の商品でもそうなんですが、けっこう塩を効かせていて意外にも塩分が多くなりがちなんですよね。
今日は特に和風ドレッシングで仕上げたかったこともあって、極力、薄味に仕上げたかったんです。
しかも、今、ちょっと資格の勉強中で晩ごはん作りを簡略化して勉強する時間を少しでも長く確保したかったのですよ・・・
そこで私が考えたのが、『サラダチキン』を作って、なおかつ、おいしい『チキンたまごスープ』も同時に作ってしまう方法!
忙しいと人間は悪知恵(!?)が働くものです。(笑)
そんな悪知恵から作ったつもりが、思いがけなく、ムチャクチャ柔らか~い絶品サラダチキンに仕上がってしまったので皆さんにもレシピをシェア致しますね。
仕上がりはほとんど無味・無臭。
塩分も控えめでやさしいお味、しかも、引き裂く時にスーッと縦長に綺麗に引き裂けるくらいに柔らか~く仕上がるのが魅力のレシピなんですよ♪
我が家はこのサラダチキンを玉ねぎを効かせた野菜サラダの上に乗せてノンオイルの和風ドレッシングをかけていただきました。
これがまだ絶品サラダに!
皆さんのご家庭の食卓でもいかがでしょうか?
一石二鳥の
『サラダチキン』
~チキンたまごスープ付き~
<材料2~3人分>
~サラダチキン~
●鶏むね肉 1枚(300g程度)
●固形コンソメ 1個
●熱湯 300ml
~チキンたまごスープ~
●卵 1個
●サラダチキンのスープ 全量
<下準備>
①鶏むね肉は皮を取り、フォークで全体にまんべんなく穴を開けておきます。
②固形コンソメは熱湯でよく溶かしてコンソメスープを作り、冷ましておきます。
③卵は使用前によく溶きほぐしておきます。
<作り方>
1.はじめに『サラダチキン』を作ります。
清潔なビニール袋に下準備①の鶏むね肉を入れ、下準備②のコンソメスープを注いで口を閉じ、冷蔵庫で半日程度漬けておきます。
2.調理する1時間くらい前に1を冷蔵庫から取り出して常温近くまで戻します。
3.2の鶏むね肉を耐熱ガラスの上に置き、コンソメスープも注ぎ入れ、ラップをかけます。
4.500Wの電子レンジで片面2分30秒、ひっくり返して再度2分30秒加熱してからラップをはがさずにそのまま冷まします。(予熱で中まで熱を通します。)
5.4の鶏むね肉だけを取り出して包丁でそぎ切りし、繊維に沿って引き裂いてサラダに盛り付けてお好みのドレッシングをかけていただきます。
6.次に『チキンたまごスープ』を作ります。
4の残りのスープを鍋に入れて中火にかけ、沸騰したら下準備③の卵液を注ぎ入れてふんわり固まってきたら素早く火を止めます。
7.お好みで塩、黒こしょう、万能ねぎの輪切りを少々加えます(分量外)。これで2品が出来上がりました。
<ポイント>
(※1)加熱し過ぎると鶏むね肉が固く仕上がってしまうので要注意です。
(※2)無味・無臭に近い仕上がりです。塩加減も薄味。柔らかな仕上がりが絶品です。
そして、2品目のチキンたまごスープも絶品!
鶏むね肉の旨味が全て溶け込んだチキンスープにふんわりたまごが溶け込んで至極の絶品スープに仕上がります。
このレシピだけで晩ごはんのおかず2品が完成するんです。
サラダチキンだけを塩で作ると加熱した時に残ったスープに塩分が多すぎて、他のお料理には使いずらいという欠点があります。
その点、豊田家のサラダチキンは残ったチキンスープをさらなる絶品スープに変えることが出来ます。
今回は卵を加えましたが、基本的には何を加えても良いのです。
キャベツやじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、青菜、そんなご家庭の冷蔵庫にあるお好きな野菜を加えて仕上げてもOK!
そんな一石二鳥の調理法なんですよね。
皆さんもきっと作ってみたくなるはずです。
豊田家のサラダチキンレシピ、ぜひともお試しあれ!