皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
さて、本日はまた梅雨時ならではの風物詩ともいえる『赤しそジュース』のレシピをご紹介したいと思います。
梅雨の時期、スーパーの店頭の特設コーナーに梅やらっきょう、新しょうがなどと並んで、必ず『赤しそ』が置いてありますよね。
もちろん、梅干しなどを漬けるために購入される方が多いと思いますが、私は、梅干しよりもやはり豊田家オリジナルの極上の赤しそジュースを作りたい派なんです。
実は、わたくし、先程もその極上の赤しそジュースをいただいたばかりなんですが、自分のレシピながら自分で大絶賛してしまいました。
同じ赤しそジュースでもいろいろなレシピを書いている方がいらっしゃるとは思うのですが、わたくしのレシピはその最高峰を行っておりますので、ぜひ心して作ってみて下さいませ。
飲むその直前にレモン果汁を多めに絞って加えると、香りも高くなり、赤しその風味をさらに引き上げてくれるのです。
赤しそのエキスたっぷりの赤紫色の濃厚ナチュラルジュースは梅雨時限定の美容ドリンク。
その色を見てもわかる通り、赤しそジュースにはポリフェノールがたくさん含まれています。
抗酸化物質が活性酸素を除去してくれる働きがあるそうです。
本当においしい『極上の赤しそジュース』を皆さんもぜひ一度ご賞味下さいね。
赤しそジュース
<材料 約1.5ℓ分>
●赤しそ 300g
●水 1500ml
●りんご酢 大さじ5
●砂糖 250g
~飲む時~
●レモン果汁 グラス一杯に付き大さじ1~2程度
<下準備>
①赤しそは水でよく洗ってからザルにあげて水気をしっかり切り、茎を除いて、葉の部分のみを大きめのボールに入れていきます。痛んでいる葉は取り除いて下さい。
<作り方>
1.鍋に水を投入して沸騰させ、下準備①の赤しそを投入し、5分~10分ほど煮込みます。
2.葉の色が抜け落ち、緑色になったら火を止めて、こし器でこします。
3.2を別の鍋に投入し、砂糖を加えて再度、2~3分よく煮立たせて溶かします。
4.火を止めてりんご酢を加えて混ぜ合わせてそのまま冷まします。清潔な保存瓶に入れ、冷蔵庫で保存します。2~3週間の冷蔵保存が可能です。
5.飲む時は、グラスにそのまま注ぎ入れ、レモン果汁を加えてよく混ぜてお好みの酸味に整えてから氷を投入して供します。
<ポイント>
(※1)レモン果汁は生ものですので、保存時に投入しないで下さい。
飲む直前にレモン果汁を加えた方が香りも高くなり、おいしくお召し上がり頂けます。
ただ、ひとつ難点を指摘するならば、赤しその下準備をする際に、茎を取って葉だけを取り分ける作業にけっこうな時間を有します。
ですから、この赤しそジュースを作る時は、時間に余裕のある時にゆったりとした気持ちで作って下さいね。
しかしながら、仕上がったその極上の味に触れた時、『必ずや、来年も作ろう!』そう思えるものです。
これが、日本の四季の魅力なのかもしれませんよね。
梅仕事などに加えて、本当に食の仕事のやたらと多い梅雨の時期・・・
この季節は、その季節の恵みを心から感謝して享受すべく、ゆったりとした時間の中で作業をすることで厄落としにもなるような気が致します。
赤しそジュースを飲む時は、レモン果汁を加えることでお好みの酸味に仕上げて下さい。
リラックスした時間の中でいただく『極上の赤しそジュース』は、脳も心も身体もリフレッシュさせてくれます。
皆さんもぜひ一度作ってみて下さい。