皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
さて、あっという間に3月も終わりに近くなって参りましたね。
2019年の春は4月から新元号に変わるという新しい歴史の幕あけの時でもあります。
皆さんにとってもきっと今年の春は特別な意味を持つ春になることでしょう。
気温も暖かくなり、行楽弁当や運動会弁当作りの心配や負担も段々と大きくなってくる時期に入って参ります。
そこで、今日は、今のうちに作り方を覚えておくと余裕で運動会弁当の準備が出来てしまうという、とってもありがた~いレシピをお教えしたいと思っております。
卵を6個も使うので、『えっ!?そんなにたくさん卵を使うの?』と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし!
考えてみて下さい。
皆さんの生活の中でも『うっかり冷蔵庫の中の卵を使い忘れていて気が付いたら消費期限真近だった・・・』なんてこともあるでしょう?
そんな時にも一気に大量の卵を使用することが出来るので消費期限切れ真近の卵パックを無駄にしないで済むんです。
ホームパーティー、親族の大宴会、行楽弁当、運動会弁当、アウトドアキャンプの持ち込み総菜として、みんなでワイワイ楽しく食べられる卵料理は本当に便利ですよ!
皆さんもこの機会にぜひこのレシピを覚えて下さいね。
五目厚焼きたまご
<材料 15㎝スクエア型1台分>
●卵 6個
~中華スープ~
●鶏がらスープの素 小さじ1
●湯(50℃程度) 100ml
~具材~
●豚ひき肉 150g
●干し椎茸 3~4枚
●ゆでたけのこ 60~70g
●にんじん 1/4本程度
●ごま油 大さじ1
~調味液~
●しょうゆ 小さじ1
●砂糖 小さじ3
●塩 小さじ3/4
●紹興酒 大さじ2
(※酒で代用可能。)
<下準備>
①卵は大きめのボールに割り入れてよく溶きほぐしておきます。
②鶏がらスープの素と湯を合わせてよく溶かして中華スープを作っておきます。
③干し椎茸はあらかじめ水で戻して水気を切り、せん切りにしておきます。
④ゆでたけのこは3~4㎝の長さでせん切りにしておきます。
⑤にんじんは皮をむいて3~4㎝の長さでせん切りにしておきます。
⑥調味液(しょうゆ、砂糖、塩、紹興酒)はあらかじめよく混ぜ合わせておきます。
⑦型にオーブンシートを敷いておきます。
<作り方>
1.フライパンを中火で熱し、ごま油を引き、豚ひき肉を炒めます。
2.1に下準備③④⑤を加えてよく炒めます。
3.下準備⑥の調味液を加えて汁気がほとんど無くなるまで炒めたら火を止めます。
4.下準備①のボールに下準備②の中華スープと3の具材を加えて混ぜ合わせます。
5.3のフライパンをそのまま再度中火で熱し、4の生地を流し入れ、7分通り程度になるくらいまで箸でふんわりと混ぜながら火を通します。
6.下準備⑦の型に5の生地を流し入れ、表面を平らにならします。
7.あらかじめ予熱した200度のオーブンで約15分焼き上げます。
8.焼きあがったら型から外してよく冷まし、ひと口大のスクエア型に切り分けます。
<ポイント>
(※1)オーブンで焼いている時に上面が焦げそうになった場合は、途中でいったん取り出してアルミホイルをかぶせると良いです。
厚焼きたまごにたくさんのお野菜が入っているので満腹感もあってありがたいお総菜です。
作り置きをしておいて、ご家族の数日分のお弁当の作り置きおかずにもなります。
ホムパや運動会弁当においては、一口サイズにカットしたものにピックをさしておけば、それぞれ皆が気軽につまむことが出来ます。
おにぎりにも、サンドイッチにも合いそうな所もうれしいですよね。
あとは、唐揚げとピクルスでもつけておけば、会場は全員満足ということになります。(笑)
中華の厚焼きたまごは、日本料理の厚焼きたまごとはまた違った風味と魅力があります。
卵6個もなんのその!
スクエア型に詰め込んでオーブンで一気焼き上げるから生地巻き上げる手間も要りません。
本当に簡単に作れますので、皆さんも人が集まる機会にぜひ一度ご賞味下さいね。