皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
本日はひな祭りですね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
わたくしは、今、ちらし寿司も蛤の潮汁も用意して準備万端な状態で家族が集まるのを待っている所です。
晴れていたら綺麗に写真に収めようと思っていましたが、今日はあいにくの曇天。。。
ですから、今年は写真撮影はあきらめました。(笑)
今日はその代わりに春らしい和スイーツレシピのご紹介です。
3月、4月は卒業式や入学式の季節。
我が息子も今週は中学校の卒業式を控えています。
季節がら桜の開花を意識し始める頃ですよね。
この季節、どこぞやのイベントなどでお抹茶と和スイーツのセットメニューなんかが食べたくなりませんか?
そんなことを言うと、ひと昔前であれば『オバタリアン』などと言われたものですが(笑)、おまんじゅうやお団子ならともかくも、冒頭写真のような桜の塩漬けが乗ったカップケーキならきっとイケてるはずです。
皆さんもぜひおいしいお抹茶を立てて今日ご紹介する『桜のホワイトカップケーキ』を合わせて和スイーツのセットメニューを作ってご自宅でおうちカフェを楽しんでみて下さいね。
桜のホワイトカップケーキ
<材料 9号マフィン型6個分>
●薄力粉 80g
●ベーキングパウダー 小さじ1/2
●グラニュー糖 50g
●卵白 3個分
●桜の塩漬け(生地用) 花6個分
●桜の塩漬け(飾り用) 花6個分
<下準備>
①薄力粉とベーキングパウダーは合わせてよくふるっておきます。
②卵白はあらかじめ常温に戻しておきます。
③桜の塩漬け(生地用)(飾り用)とも水の中で塩を落としてからキッチンペーパーで水気をしっかりふき取っておきます。
その後、桜の塩漬け(生地用)のみを粗く刻んでおきます。(※茎の部分は使用しません。)
④マフィン型にグラシン紙を敷いておきます。
<作り方>
1.ボールに卵白とグラニュー糖を投入して泡立て器で白くもったりするまで泡立ててメレンゲを作ります。
2.1に下準備①の粉類を加えて切るように混ぜ合わせます。
3.下準備③の桜の塩漬け(生地用)を加えてザックリと混ぜます。
4.下準備④のマフィン型に3の生地を等分に詰め、上中央部に下準備③の桜の塩漬け(飾り用)をひとつずつ乗せていきます。
5.あらかじめ予熱した150度のオーブンで表面に焼き色が付かないように15~18分焼きます。焼き色を目で見てしっかりチェックして下さい。
<ポイント>
(※1)生地は焼きあがった後もけっこうスティッキー(ベタつく)なのでグラシン紙ははがれやすいものを使用して下さい。
(推奨商品)
大型スーパー『イオン』の製菓型売り場に置いてあるグラシン紙9号20枚入りの『型ばなれしやすい耐熱性の紙製カップケーキ型』(貝印株式会社の製品)が私的にはとてもお薦めです。
眺めているだけで幸せになれる春限定の和スイーツです。
かみしめると桜の香りがしてなんともうれしい
『Spring has come!』(春がやってきた!)なんていう英語のイディオムが口から飛び出てきそうな気分になります。
そういえば、昨年は春に満開の桜の下でたくさん娘の写真を撮影しました。
三脚を持って公園に行って張り切って撮影したのが昨日のことのようです。
再び春がやってきて、1年分、娘はまた成長しました。
ギターやピアノを弾きながら歌をうたっている娘はすでにシンガーソングライターの域。(笑)
これからどんな個性を花咲かせてくれるのでしょう。
親として子育ても収穫の時期を迎えています。
皆さんもこの『桜のホワイトカップケーキ』を食べて、どうか皆さんなりの春ならではの幸せをかみしめて下さいね。
さて、今、電話で確認したら、もうすぐ主人が無事に自宅に帰ってくるということなので、我が家もこれから家族全員でちらし寿司を食べることにしますね。
それでは、今日はこの辺で・・・