皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
あっという間にブログをリニューアルしてから5カ月が経ちました。
振り返れば、220レシピくらいをアップしているようです。
私の場合は、すぐに1000レシピくらい行きますから(笑)、旧ブログが更新せずとも回転している間に新規ブログにレシピを詰め込んでいきたいと思います。
さて、現在抱えているお弁当案件について諸々の計画を立てていると、またもや、頭の中がお弁当のお総菜でいっぱいになっております。
お弁当に便利なおかずというのは多々ありますが、やはり一番ラクちんなのは漬けて焼くだけでフレーバーを変えることが出来る漬け置きするだけのレシピ。
文字通り、漬け置きするだけで洋風にでも和風にでもできるから本当に便利です。
本日ご紹介するのは、夜の晩酌にも、そして、お弁当の作り置き総菜にもピッタリな豚肉料理『豚肩ロースの味噌漬け焼き』のレシピです。
最近、流行りの『わっぱ弁当』にもよく合う和惣菜で、この1品を詰め込むだけでメインメニューは終了になりますから、あとは作り置きの野菜のおかずを詰め込めば自動的にお弁当作りが完成します。
このようにお肉料理の漬け置きレシピは本当に便利です。
皆さんもレパートリーのひとつとしてぜひ覚えて下さいね。
豚肩ロースの味噌漬け焼き
<材料 200g分>
●豚肩ロース肉ブロック 200g
(※あまり高さがないものを選ぶこと。)
●清潔なビニール袋 1枚
~調味液~
●赤味噌 大さじ1
●合わせ味噌 大さじ1
●みりん 大さじ2
●砂糖 大さじ2と1/2
<下準備>
①清潔なビニール袋の中に赤味噌、合わせ味噌、みりん、砂糖を入れて外から手で揉んでよく混ぜ合わせ、その中に豚肩ロース肉ブロックを投入して全体に調味料をよくからめて24時間冷蔵庫で漬け置きします。(この間、数回ひっくり返すこと。)
<作り方>
1.下準備①のビニール袋から豚肩ロース肉ブロックを取り出し、調味液を洗い流します。
2.オーブンの天板にオーブンシートを敷いて、その上に1を乗せます。
3.あらかじめ予熱した200度のオーブンで20分焼き、いったん取り出してからひっくり返して再度200度のオーブンで8~10分焼きます。
4.焼きあがったら取り出して冷まし、薄く切り分けます。
<ポイント>
(※1)味噌やみりんを多めに使用しているため、焼き過ぎは焦げ付きの原因になるので注意して下さい。
(※2)冷蔵庫で2~3日の保存が可能です。
豚肩ロース肉ブロックは本当に使い勝手が良いですよね。
お値段的には少々割高ですが、違うフレーバーで漬け置きすれば何通りにもなるお総菜。
私も季節を問わず、ヘビロテしています。
このレシピでは、お味噌も『赤味噌』と『合わせ味噌』の2種使いをするのがコツなんです。
どちらのお味噌に偏り過ぎても的確な味付けにはならないんですよね。
こんなに簡単に作れるのに、わっぱ弁当の中に入れると重厚感のあるお弁当に仕上がるからなんだかとっても得した気分になるわけです。(笑)
皆さんがわっぱ弁当を作るとしたら、この『豚肩ロースの味噌漬け焼き』のほかに何のお総菜を詰め込みますか?
きっと何のお総菜を詰めても皆さんのわっぱ弁当はバシッと決まると思います。
メインおかずに重厚感と存在感があれば、サブ的なおかずは何が入ってもバランスが取れますし、お弁当内の彩りも整うんです。
皆さんも春の行楽弁当にぜひ当レシピを活かして下さいね。