皆様、こんばんは。

 

料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。

 

寒い日が続いていても日に日に春が近くなっていてワクワクしてくる頃ですよね。

 

春に向かって起こってくるのが受験の合格や卒業、そして、入学や進級。

 

私事ですが、実は我が息子も無事に高校に合格致しました。照れ

 

思いがけなく期待以上の結果を出してきてくれて親としてはうれしいかぎりです。

 

そんなお祝いの席に作ってあげたいのが鯛めし!

 

魚屋さんで新鮮な鯛が手に入ったら土鍋で鯛めしを作ってみましょう。

 

鯛というのは本当に香りの良い魚で、炊き上げると他の魚とは比べ物にならないくらいの芳香を放ちます。

 

薄紅色のヴェールをかぶったような鯛の身は綺麗で鮮やかです。

 

鯛は栄養価も高く、他の魚と比べてもその身そのものにカルシウムを多く含んでいる魚です。

 

尾頭付きの鯛めしは特に縁起が良いので赤ちゃんが生まれた時などはお食い初めの膳に並びますよね。

 

鯛めしは、魚の下処理の仕方と作り方の工程さえかわってしまえば意外と簡単なんです。

 

今回のレシピには1分料理動画も付けてありますので、レシピと共に動画による視覚からしっかりと作り方を学ぶことが出来ます。

 

皆さんもお祝いの席にはぜひ鯛めし作りに挑戦してみて下さいね。

 

 

黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花

 

 

料亭の鯛めし

 

 

 

<材料 8号鍋1台分>

 

●真鯛 1尾 (※うろこと内臓を取り除いたもの)

●塩(A)下味付け用 小さじ1

 

●白米 2合

●一番出汁 360ml

●しょうゆ 大さじ1

●塩(B) 小さじ1/2

●三つ葉 1束

 

<下準備>

 

①真鯛は塩(A)を両面及び内側にふってから30分置き、その後キッチンペーパーで塩と水分、汚れをしっかりふき取っておきます。

②白米は水でよく研いでからザルにあげておきます。

③三つ葉は根元を切り落とし、5㎝幅にカットしておきます。

 

<作り方>

 

1.土鍋に下準備②の白米を敷き詰めてから一番出汁を投入します。

 

2.1に塩、しょうゆを加えてヘラで全体をよく混ぜます。

 

3.2の上に下準備①の真鯛を乗せます。

 

4.土鍋の蓋をして強火に10分かけます。

 

5.今度は弱火にして5分加熱します。

 

6.火を止めて厚手のバスタオルで土鍋の蓋を覆って空気穴をふさぎながらよく蒸らします。

 

7.蓋を開けて下準備③の三つ葉を散らして再度蓋をして蒸らしてからいただきます。

 

<ポイント>

 

(※1)しょうがを入れるか?入れないか?は好みが分かれますが、しょうがを入れるとしょうがの風味が鯛の風味に勝ってしまうのであまりお薦めはしません。それよりも鯛の風味を引き立てる一番出汁の風味にこだわることが大切です。

 

 

<1分料理動画>

 

 

 

黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花

 

 

実はこちらのレシピの1分料理動画がけっこう評判が良いんです。照れ

 

皆さんにとっても料理の工程の理解の手助けになるものと思います。

 

どうか参考にしてみて下さいね。

 

そして、皆さんが気になるのはきっとこの鯛めしが出来上がった『その後』ではないかと思います。

 

鯛めしが出来上がったらまずはしゃもじで鯛の身をほぐして大きくて白い骨を取り除きます。

 

鯛の骨は本当に太くて丈夫なのでしっかりと取り除いて下さいね。

 

そして、お頭も別皿に取り分けた方が良いでしょう。

 

私自身は、お頭はお頭だけで食べた方が良いと思っています。

 

骨とお頭を取り除いたらしゃもじで身をほぐしながら全体を混ぜ合わせ、お茶椀によそっていただきます。

 

鯛の香りと一番出汁の風味、そして、三つ葉の芳香が混ざり合って美しい味のハーモニーが生まれます。

 

春が旬の鯛。

 

このレシピは料亭レベルの鯛めしです。

 

皆さんも春の祝いの席にはぜひ『料亭の鯛めし』を作ってみて下さい。

 

 

応援クリックをお願います。

    下矢印下矢印下矢印