皆様、こんにちは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
今日は立春。
いよいよ春の足音も聞こえ始めてくる頃ですね。
我が家のお庭では植木や草花たちが着々と春の準備を始めているようです。
さて、今日ご紹介するレシピはアメリカのキャロットレーズンサラダです。
アメリカのサラダと言っても、メジャーなサラダというほどではなく、若い女性や主婦層の間で作られているサラダ程度のものです。
ただ、日本人には馴染みの無い味なのでご紹介する価値があるものだと思っています。
にんじんを使用するサラダと言えば、フランスのキャロットラぺが代表的なものですが、もちろん、そのキャロットラぺもアメリカでは有名です。
しかしながら、アメリカにはアメリカのキャロットサラダがあります。
キャロットレーズンサラダは、熱帯植物であるパイナップルを加える点を見ても、主にアメリカ南部を中心に食されているサラダです。
作り方は至って単純なんですが、サラダというよりはデザート感覚の『甘口サラダ』なんですよね。
甘酸っぱくてとってもおいしいので皆さんもぜひ一度味わってみて下さい。
まずは、レシピをご紹介致しますね。
キャロットレーズンサラダ
<材料2~3人分>
●にんじん 2/3本
●パイナップルスライス(缶詰) 3枚
●レーズン 大さじ3
(※サルタナレーズンでもOK!)
●マヨネーズ 大さじ2と1/2
●プレーンヨーグルト 大さじ1/2
(※プレーンヨーグルトは省いてもOK!)
●レモン果汁 大さじ1
●砂糖 小さじ1と1/2
<下準備>
①にんじんは皮をむいてスライサーでせん切りにします。
②パイナップルスライスはレーズン程度の大きさにカットします。
(※パイナップルはみじん切りにする場合もあります。)
<作り方>
1.ボールにマヨネーズ、プレーンヨーグルト、レモン果汁、砂糖を投入してよく混ぜ合わせます。
2.1に下準備①②のにんじんとパイナップル、そして、レーズンを加えて全体をよく混ぜたら出来上がりです。
<ポイント>
(※1)ダイエット中で加糖が気になる場合、砂糖ははちみつで代用可能です。
パイナップルが入るだけでハワイっぽいイメージもありますが、もちろんアメリカ本土でも南部はブラジルなどの影響を受けており、トロピカルフルーツを料理に使用する傾向があるようです。
このサラダ、おかずというよりはデザート感覚!
ダイエット中にケーキやパフェは食べられないけど、キャロットレーズンサラダ程度の加糖でしっかり食物繊維が取れるのであれば、このキャロットレーズンサラダをダイエット中のスイーツ代わりにしてたくさん食べても良いと思います。
マヨネーズにレモン果汁を混ぜると驚くほどサッパリしてコッテリとしたマヨネーズ感が減るのでとてもサッパリ気持ちよくいただけます。
食卓が南国風になるところも私は気に入っています。
アメリカ人は日本人ほど加糖に対して抵抗がありません。
よっぽどのヘルシー志向の人じゃない限り、『Who cares!?』(誰も気にしない)なんです。
・・・というものの、
私のレシピでは最低限の甘さになるように調整してありますからどうか安心して下さい。
皆さんもホームパーティーの席でちょっと自慢気にこのキャロットレーズンサラダをゲストさんに出してあげて下さい。
『このサラダ、アメリカ料理なんだけどね・・♪』ってね