皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
今日ご紹介するレシピは、簡単に作れるのに誰にでも喜んで食べて頂けるメニューです。
そういうレシピって本当にうれしいですよね。
我が家でもこのメニューを出すと皆が黙々と完食します。
日本では『いんげん』は料理の中でサブ的な扱いを受けることが多い野菜ですが、アメリカをはじめとする西欧諸国ではいんげんだけをメインに据えた野菜料理というのがけっこうあるものなんです。
こちらのメニューもそんなうちのひとつと言えるかもしれません。
シャキシャキしたいんげんの食感が心地の良いちょっとオシャレな白ワインのお供です。
もちろん、ご家族のお弁当のおかずにもなる優れもののレシピ。
皆さんにもぜひ覚えて欲しい1品です。
まずは、レシピをご覧下さい。
いんげんとベーコンの
粒マスタードサラダ
<材料4人分>
●いんげん 40本
●ベーコン 2枚
●玉ねぎ 1/4個
●マヨネーズ 大さじ1
●粒マスタード 大さじ1
●塩 少々
●黒こしょう 少々
●エクストラバージンオイル 小さじ1
<下準備>
①いんげんは軽く水で洗ってから薄い塩水を沸騰させて3分ほど湯がいてから冷水に取ってザルにあげておきます。その後、水気を取ってから5㎝幅の斜め切りにします。
②ベーコンは5㎜幅にカットします。
③玉ねぎは皮をむいて薄くスライスします。
<作り方>
1.フライパンを中火で熱し、エクストラバージンオイルを引いて下準備②③のベーコンと玉ねぎを軽く2~3分炒めます。
2.1に下準備①のいんげんを加えて塩、黒こしょう、マヨネーズ、粒マスタードを投入し、全体をよく混ぜたら出来上がりです。
<ポイント>
(※1)冷蔵庫で2日間保存が可能です。ただし、2日目には、いんげんの色が確実に落ちます。なるべく彩りの良い24時間中に食べることをお薦めします。
(※2)甘味を足したい場合は、はちみつを小さじ1/2~小さじ1程度加えてみて下さい。
『いんげん』というのは、温暖な地域ですと年に3回収穫できることもあるので別名『三度豆』と呼ばれることもあるそうです。
いんげんには9種類の必須アミノ酸が全て含まれていて、私たちが体内で生成することができない栄養素を補ってくれるありがたい食品なのです。
ですから、お料理でもサブ的な役割ではなく、もっとドーンとメインに据えてあげる必要があるお薦めお野菜なのです。
日本ではあまりそういった認識は無いですよね?
この点については、ぜひ皆さんにも思考の転換をして頂きたいと思っています。
私もこれからもっともっとおいしいお薦め『いんげん』レシピを皆さんにご紹介していけるように日々学んでおきますね。
とっても簡単に作れておいしいのでぜひ皆さんも作ってみて下さい。