皆様、こんにちは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
クリスマスの時期でスーパーの店頭に苺のパックが並ぶようになりましたよね。
クリスマスケーキだけに使うのではもったいないので、クリスマスの時期から春に向けて、めいいっぱい苺を楽しむレシピなどをアップしていきましょう。
苺の赤を見ているとそれだけで幸せを感じてうれしくなってしまうのはおそらく私だけではないでしょう。
そんな苺をレンチン3分でフレッシュジャムにして朝の食卓に出せたらどんなに幸せでしょうか。
市販のジャムとは味も色も違う果実の風味豊かな苺ジャムです。
焼きたてのトーストにたっぷりかけて召し上がれ
1食分の苺ジャムをレンチン3分で作る方法
<材料 約100g分>
●苺 100g
●グラニュー糖 40g
●ペクチン 1~2g
●レモン果汁 小さじ1/4
●キルシュ 小さじ1/4
<下準備>
①苺はよく洗ってから水分を切り、ヘタを取り除いておきます。
②グラニュー糖とペクチンはあらかじめよく混ぜ合わせておきます。
<作り方>
1.下準備①の苺は縦4等分にカットして大きめの耐熱容器に投入します。
2.1に下準備②を投入して全体を混ぜ合わせながらグラニュー糖&ペクチンを苺にまぶしていきます。
3.500Wの電子レンジで2分加熱します。
4.いったん取り出してフォークなどで苺を少し潰します。
5.再度500Wの電子レンジで1分30秒加熱します。仕上げにレモン果汁とキルシュを加えてよく混ぜ合わせてからそのまま冷まして密閉容器に詰めて冷蔵保存します。冷蔵すると粘度が高まります。(2~3日の冷蔵保存が可能です。)
<ポイント>
(※1)ペクチンについて
果実や野菜に含まれる成分から抽出し、精製されたもの。ジャムを作る際などにゲル化する(粘度をつける)ために使用します。製菓材専門店に売っています。
(※2)詳しくは、わたくしが制作した1分料理動画をご覧下さいね。
苺ジャムのレシピは、一度にたくさんの量を大がかりに作るものはどこにでもあるんですが、意外にも小さく『一食分』というレシピは見当たらないものです。
ですから、いつでもフレッシュな状態で苺ジャムを食するために実はこうして小さく1食分1食分で作った方が健康にも良いのかもしれませんよね。
加熱も最低限で済むことで苺のビタミンCの過熱による損失も最低限に押さえることが出来ます。
小さなお子さんがパンを食べる時でもママさんがすぐに作ってあげられます。
最近ではホームベーカリーを常備しているお宅も多いので、毎日の手作りパンに作りたてのフレッシュ苺ジャムを添えてご家族にふるまってあげるのも良いでしょう。
皆さんもぜひ作ってみて下さい。