皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
今日はとても寒いですね。
外に出ると突き刺すような冷たい空気に心も身体もヒヤッとします。
そんな日は温かいオーブン料理を・・・
私は毎日のお料理生活の中でよくオーブンを使用しますが、オーブンで使う型も色々なサイズのものを持っております。
オーブンの天板そのものを使用する時もありますが、大きなものを焼く時に一番よく使っているのが野田琺瑯の一番大きなレクタングルサイズのもの。
プラスチックの蓋付きで、食材を運ぶ時も便利ですし、直火料理もオーブン料理にも使用できて本当に重宝しています。
今日はその野田琺瑯のレクタングル型を使用して私がよく作っているお料理をご紹介します。
ガーリックローストチキンなんですが、これからの季節、2人分のクリスマス料理にもなってとっても便利なレシピです。
大きめの若鶏骨付もも肉を焼くのと同時にたくさんのお野菜も一緒に焼いてしまいます。
この時、したたり落ちた若鶏骨付もも肉の肉汁がお野菜と絡みあってとてもおいしく仕上がるんです。
小食な人であれば、このレシピは4人分になるかもしれませんが、若い人は特に食欲旺盛で今日のお料理写真程度の分量であればやはり2人分であるのだと思います。
その辺のご判断は皆様、各自で行って下さいませね。
まずは、レシピのご紹介です。
若鶏骨付もも肉の
ガーリックローストチキン
<材料2~4人分>
●若鶏骨付もも肉 2本(600g程度)
●にんにく 2かけ
●塩 強めにふる
●黒こしょう 強めにふる
●エクストラバージンオイル 大さじ2
●バター 10g
●ローズマリー 1本
~野菜類~
●じゃがいも 1個
●にんじん 1/2本
●玉ねぎ 1/2個
●ミニトマト 6個
●ブロッコリー 適量
●スナップえんどう 5個
<下準備>
①若鶏骨付もも肉は強めに塩、黒こしょうして下準備②のにんにくのスライスを両面に乗せてラップをし、常温に1時間半程度置いて冷蔵庫で冷え切った骨の温度を常温近くまで上げておきます。
②にんにくは皮をむいて薄くスライスします。
③じゃがいもとにんじんはよく洗って皮をむき、6等分にカットしてシリコンスチーマーに入れ、500Wの電子レンジで4分加熱します。
④玉ねぎは皮をむき、4等分程度にカットします。
⑤ブロッコリーは小房に分けて、スナップえんどうは筋を取り除いてから塩茹でしておきます。
<作り方>
1.野田琺瑯の一番大きなレクタングル型(28㎝×22㎝)にオーブンシートを敷いて、周囲に下準備③④とミニトマトを乗せ、中心部分に下準備①の若鶏骨付もも肉を乗せます。(この時、皮目に置いてあるにんにくスライスは野菜の上に置く)
2.エクストラバージンオイルを全体に回しかけ、バターを小さくちぎって若鶏骨付もも肉の皮目の上に乗せます。
3.2の中央にローズマリーを乗せ、あらかじめ予熱した250度のオーブンで15分焼きます。
4.いったんオーブンから取り出してローズマリーを取り除き(これ以上焼くとローズマリーが焦げてしまう為)、再度、250度のオーブンで15分焼きます。
5.再びいったんオーブンから取り出して下準備⑤のブロッコリーを全体にまんべんなく乗せて再び250度のおーぶんで10分焼きます。
6.焼きあがったらオーブンから取り出してスナップえんどうを飾って供します。
<ポイント>
(※1)皮目を強めに焼くと野菜が焦げてしまうので注意して下さい。
我が家の今日の晩ごはんは、このオーブン料理を4人で分かち合う予定です。
TPOに応じて2人分にも4人分にもなりますよね。
実は私自身はそんなに鶏肉が好きではないんです。(笑)
ですから、私1人で若鶏骨付もも肉1本は食べられないんですよね。
そんな理由もあって、我が家はこれが4人分になったりします。
他にもおかずがあるので・・・
今日使用したメディカルハーブであるローズマリーももちろんお庭から摘んできたもの。
よく料理雑誌やSNSなんかでローズマリーを3~4本載せている画像を見かけることがあります。
ローズマリーはとても香りの強いハーブですからその効果は1本で充分です。
逆に3~4本もローズマリーを乗せてしまうと香りが強すぎてお料理の味を損ねますので注意が必要だと思います。
雑誌やSNSのイメージ先行写真の雰囲気に流されないようにして下さいね。
シンプルなガーリックローストチキン、お肉やお野菜の素材の味が生きていておいしいです。
皆さんもぜひ作ってみて下さい。