皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
先週の土曜日に息子の中学校の授業参観日があったので、今日は息子はその代休日。
そんな息子のおやつに出したのが冒頭写真のパストラミビーフサンドでした。
もちろん、このパストラミビーフは私が作った自家製のもの。
材料もシンプルで調理も簡単!
なのに、深い味わいのお肉料理になるところが感動ものなんです。
今日は、その自家製パストラミビーフの作り方を皆さんに伝授したいと思います。
まずは、11月のスパイスの中から
●GABANクローブ
●ハウス香りソルト4種のペパーミックス
をチョイス!
材料はたったの3品。
まずは、レシピのご紹介です。
GABAN&ハウス食品スパイス使用
自家製パストラミビーフの作り方
<材料 約380g分>
●牛もも肉ブロック 380g
●ハウス香りソルト4種のぺパーミックス
大さじ2
●GABANクローブ 6~7本
<下準備>
①間口の広いお皿にハウス香りソルト4種のペパーミックスを広げ、牛もも肉ブロックを転がすようにして全体にまぶします。お皿の上に残らないように全て牛もも肉ブロックにまぶしつけて下さい。
②下準備①の牛もも肉ブロック全体にまんべんなくクローブを刺していきます。
③清潔なビニール袋を準備してキッチンペーパー3枚分をたたんで底面に敷き、その上に下準備②の牛もも肉ブロックを静かに置いて空気が入らないように密封して口を縛り、24時間冷蔵庫に置きます。
④調理の前に下準備③を冷蔵庫から取り出して常温に戻しておきます。
<作り方>
1.下準備④の牛もも肉ブロックをビニール袋から取り出してラップで2重にしてくるみます。
(※この時、クローブは抜かないで下さい。)
2.深型の鍋に水カップ5を投入して(分量外)沸騰させます。
3.沸騰したら弱火にして1の牛もも肉ブロックを静かに投入して、その上から落とし蓋をして、鍋の蓋を閉めます。
4.3を弱火で20分加熱して(沸騰していない状態を保つこと)、一度蓋を開けて、牛もも肉ブロックをひっくり返して落とし蓋をして鍋の蓋を閉め、再度、弱火で20分じっくり加熱したら火を止めてそのまま(蓋をしたまま)常温まで冷まします。
5.ラップから取り出して、再度新しいラップでくるんで冷蔵庫で寝かせて安定させます。
6.仕上がったらクローブを抜いてナイフで薄く削ぎ切りしてバゲットサンドなどにしていただきます。
<ポイント>
(※1)加熱する前は必ず牛肉を常温まで戻しておいて下さい。加熱の際に牛もも肉ブロックの中心部分まで熱が行き渡らない原因になります。
(※2)GABANクローブを牛もも肉ブロックに刺すことは省かないで下さい。
『ハウス香りソルト4種のペパーミックス』の香りだけでなく、GABANクローブの甘い香りが加わることでパストラミビーフの香りも味も格段に上がります。
パストラミビーフ、私、大好きなんです
おつまみであればワインにもよく合いますし、パンにはさんでパッと子供たちのおやつに出せる所も気に入っています。
ハウス香りソルト4種のペパーミックスだけでもこれほどのそそられる香りを牛もも肉ブロックに付けることができるのに、その上なおかつ、GABANクローブの甘い香りが加わることで、さらに奥深い香りと味わいになっていきます。
このブログ記事を仮にフレンチシェフの方々にお目通し頂いた場合、おそらく、皆さんが口をそろえて『おーーーー!!』といううめき声をあげることでしょう。
フレンチシェフの皆さんなら『なぜ私がGABANクローブを牛もも肉ブロックに刺したのか?』の理由がすぐにわかるはずだからです。
実は、クローブを刺すのと、刺さないのとでは、味にも香りにも雲泥の差が出てしまいます。
GABANクローブをしっかり牛もも肉ブロック肉に刺して作ったパストラミビーフは、フレンチレストランで供することができる味に仕上がるのです。
お値段はお高くつきますが(笑)、お弁当のおかずとしても利用できるので心からお奨めしたいレシピです。
ボジョレー解禁日のワイン会やクリスマスパーティー、そして、お正月にも利用できるレシピですので皆さんもぜひ作ってみて下さい。