皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
今日はあいにくのお天気ですね。
午後から急に天候が変わり、傘を忘れて出かけてしまった人も多いのではないでしょうか。
気温も低いままで今日の雨は秋の訪れを感じさせる雨ですね。
今日は、冷蔵庫にあった長ナスを使用してイタリアン副菜を作りました。
日本にも同じようなナス料理があるかとは思いますが、ちょっとした調理の仕方の違いだけで本格イタリアンレストランの味になるんです。
アメリカ同様、イタリアでも料理にはオーブンを効率的に利用します。
そして、何を作ってもワインによく合う!
見た目は単なるナス料理なのですが(笑)、ナイフとフォークでいただける上品さがあっておもてなし料理としてもお奨めのレシピです。
ホームパーティー料理の副菜としても喜ばれることでしょう。
それでは、レシピのご紹介です。
ナスのイタリアングリル
<材料 6切分>
●長ナス 3本
●塩 少々
●黒こしょう 少々
●トマトソース(市販品) 大さじ3/4×6切分
●パン粉 大さじ1/2×6切分
●パルメザンチーズ 大さじ3/4×6切分
(※粉チーズでOKです。)
●エクストラバージンオイル 大さじ1×6切分
<下準備>
①大きめのボールにたっぷり水を入れておきます。
②長ナスは、よく洗ってからヘタごと縦半分にカットしてから白い部分に格子状に包丁で切り込み入れ、下準備①の水に浸してアク抜きをします。その後、キッチンペパーで水気をふき取っておきます。
<作り方>
1.下準備②の長ナス6切分をオーブン用の耐熱皿に並べ、エクストラバージンオイルをそれぞれ大さじ1/2づつ回しかけて塩、黒故障します。
2.1の上にトマトソースを塗り、パルメザンチーズをかけて、その上にさらにパン粉を乗せます。
3.2の上にエクストラバージンオイルをさらに大さじ1/2づつそれぞれにまんべんなくふりかけたらあらかじめ予熱した250度のオーブンで30~35分焼きます。
(じっくり焼いた方が長ナスが甘く柔らかくおいしく仕上がります。)
<ポイント>
(※1)パン粉の焼き目はお好みでけっこうですが、焼き過ぎによる焦げつきには注意が必要です。
(※2)長ナスのあく抜きはしっかりやって下さい。仕上がりの味が変わってきます。
(※3)仕上げにイタリアンパセリを乗せても良いでしょう。
このレシピは、長ナスでなくても普通のナスで代替可能ですが、長ナスの方が水分を多く含んでいるので柔らかく仕上がります。
そして、スティック状に仕上がるので、立食パーティーなどにおいても手でつまんでも食べやすいのです。
トマトソースは市販のものでも、手作りのものでもOK。
ガーリックの香りもおいしさの重要な要素です。
パルメザンチーズは、すり下ろしたものでも、粉チーズでもOKです。
パスタ料理の付け合わせにしたり、ガーリックトーストと一緒に合わせたり・・・どんなシーンでもすっとその場に溶け込んでくれる副菜と言えるでしょう。
皆さんもぜひ作ってみて下さい。