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令和6年12月28日(土)
vol.0271
【東大合格者が爆増!?公立高校躍進について親が知っておくべきこと】
東大(前期)の合格発表でした。
都立日比谷高校や横浜翠嵐高校が一気に伸ばしました。
日比谷高校は60名→80名
横浜翠嵐高校44名→74名
「公立躍進!!」
となるでしょうが、
・学校の場所(都心部の人口が集中している場所)
・入試制度(勉強ができる子の一極集中)
によって、
賢い生徒が集まっているだけです。
つまり、
これまでいくつかのトップ校に分散していた生徒が
都心部の学校に集まっているのです。
東京都は英数国に関しては、
独自問題(自校作成)をつくっていて、
より特別な勉強をしていないと
合格しにくいようになっています。
実際、
塾の対策がないと難しいというのが現状です。
関西でも、
大阪の北野高校(京都大学90名→100名)
これも全府学区になって、どこからでも通えます。
裕福な層が通いやすい、
交通の便がいい場所にあります。
さらに、
入試(C問題)が難しい。
ちなみに英語はこんな感じ
https://www.pref.osaka.lg.jp/documents/63774/r06ippan-109eigo-c-mondai.pdf
問題文も英語(笑)
8割くらいの高校生、
解けないんじゃないかな。
中学生がこれ解くの?というレベルなので、
学校の勉強だけでは絶対に届かない。
結果的に、
北野高校の合格者の9割が
某塾の塾生になってしまっています。
このように、
選抜方法や入試問題が変わるだけで、
「人気校をつくりあげる」ことは可能です。
公立高校のがんばりによって、
進学実績が良くなっているというわけではありません。
結局は、
高い学力を身につけて戦うしかない
ということです。
ただ、高校入試の問題も、
年々、努力家の生徒ではなく、
頭のいい人が勝つテストになってきています。
都心部では、一部の天才を除いては、
地頭がよくて、塾に行かないと「全く」戦えない
というのが現実です。
「力を入れている公立トップ高校で学んだから賢くなった」
のではなくて、
「賢い子が集まってきている」
という側面があるということを
知っておいてただきたいと思っています。
要は、
わが子の才能や興味関心の見極め
が大切な時代になっているということです。


