「不登校」「親子関係」の改善サポートで親子関係を整え、

自分らしく生きるママパパで日本をいっぱいにする「ごきげん子育て」の専門家。

 

【とよだ先生】と申します。

 

「誰もが周囲の目を気にせず、自分らしく生きる社会をつくる」

をミッションに、

 

親子ともに充実した人生を送ることのできる、

笑顔あふれるご家庭づくりのお手伝いをしています。

 

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令和6年9月1日(日)

vol.0153【親が知っておくべき「ドリル学習」の限界!!】

 

昨日は川田アナ(スキップができない方です(笑))

の受験の挫折の記事を踏まえ、

 

大切なことをお伝えしました。

 

 

すごい努力家で、高校まで行ったけれど、

そこで挫折してしまって…という内容です。

 

記事のタイトルには「燃え尽きた。」

と書かれていますが、

 

これは「明確に違う」とお伝えしましたね。

(詳しくは昨日の記事をお読みくださいね。)

 

 

 

さて、記事の中で、

 

「小さい頃からドリル学習をしていた」

というのが気になりました。

 

小さい頃からドリル学習(反復練習)

で基礎を固めてきた。

 

逆に言うと、

考えずに慣れるだけの作業をしていた、とも言えます。

(これすらできていない子が多いのはまた別の問題です)

 

もちろん、たくさん演習して慣れる。

というのはいいことなのですが、

 

この作業で「本質的な頭の良さ」

が鍛えられるわけではありません。

 

これまでの知識を総動員して

初見の問題を解けるかどうか?とは別物です。

 

公立の小学校に通っていると、

 

ドリル学習ができていれば、

ほとんどのテストで高得点が取れますから、

 

「自分はできる」と勘違いをしてしまうんですよね。

 

 

 

 

彼女は根性があって、努力ができるお子さんだったので、

トップ校に滑り込みましたが、

 

中学校時代に、

・努力しないとトップが維持できなくなっていた

・受験前の冬は毎日深夜2時まで勉強していた

 

ということでしたので、

すでにドリル学習の限界が来ていたのでしょう。

 

しつこいようですが、頭がいいっていうのは、

公立中学校ではがんばらないのにトップにいる子です。

 

「みんな、どうしてできないんだろう?」

って不思議に思っている。

 

「考えることが楽しい」

「考えることが面白い」

 

という人でなければ、

 

ある程度のレベルで

頭打ちになってしまいます。

 

 

 

 

川田さんの出身校は三国丘高校なので、

トップ校の一つ。大阪南部の名門校です。

 

日本サッカー協会の川淵さんとかが卒業生ですね。

 

ここに何とか努力で潜り込めるのが、高校入試です。

 

ただ、その先は、

 

なんか「ふつーにやってるだけ」で入れたよ。

みたいな子と戦っていくのが現実なのです。

 

努力することは美しいですが、

 

自分が勝てる場所を見極めて、

そこに時間や認知資源を投入する。

 

そういう切り替えが、

努力と根性型のお子さんには必要になってくるのです。