「不登校」「親子関係」の改善サポートで家族を整え、

苦手に寄り添う「学習指導」でお子さんを未来へ導く、

 

「ごきげん子育て」の専門家

【とよだ先生】と申します。

 

「誰もが周囲の目を気にせず、自分らしく生きる日本をつくる」

をミッションに、

 

親子ともに充実した人生を送ることのできる、

笑顔あふれるご家庭づくりのお手伝いをしています。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

令和6年7月3日(水)

vol.0093【「体験格差」が子どもを不幸にするっていうけど、それって本当?】

 

「格差社会」

という言われるようになって、久しくなりました。

 

「親ガチャ」なんていう言葉が出てきましたね。

「体験格差」という言葉はご存知でしょうか?

 

 

 

こんな記事もあるくらい。

 

アメリカなんかでも、学力テストをしないようにして、

経験や体験をプレゼンする入試に変わってから、

 

逆に、お金ある子の方が無人島で暮らすとか、

海外でボランティア多様な体験をして、有利になってしまう。

 

結果として、

「従来の学力テスト」の方が

所得の差が出にくく、最も公平性が高い。

 

なんていう話があったりします。

 

よく考えてみると、言葉はなくても、

 

「親ガチャ」

「親の所得格差」

「そもそも住んでいるところでの情報格差」

 

なんていうのは昔からありました。

 

 

今はむしろ、

 

ネットが発達したおかげで、その気になれば、

その格差は埋まりやすくなっているんじゃないか?

 

と思う部分もあります。

 

たしかに、社会の問題としては、

その格差が是正されることに意味はあるでしょう。

 

けれど、親がいちいち気にする必要はないと考えています。

 

元々、格差は存在してきました。

 

アニメ「ちびまる子ちゃん」の世界でも、

花輪くんはお金持ちで、海外に行ったりしてますよね。

 

そこまで目くじら立てる必要はないと思っています。

今ここに「ある」もので、未来が創造できるからです。

 

 

経営の神様と呼ばれた、

松下幸之助さんが語った成功の秘訣は有名ですね。

 

・貧乏だったから

・学歴がなかったから(小学校しか行っていない)

・病気で体が弱かったから

 

格差社会の論理が正しければ、松下さんは成功しないことになります。

でも、そうではなかった。

 

結局はとらえ方なんだろうなと思っています。

 

今が恵まれていないからと言って、

未来はどうなるか分かりません。

 

 

それよりも、「今あるもの」をどう活かすか?

の方に目を向けたいもの。

 

格差なんてあって当たり前だし、

それに、不公平感を感じるも感じないも自由です。

 

ひょっとしたら、

いや、間違いなく、

 

格差が自分にとってマイナスだと思っている人は、

格差によって酷いことが起こっていることばっかり目に入るし、

 

そんなことは大した問題ではない、と思っている人には、

そういう世界が見えているのでしょう。

 

ネガティブにとらえると決めている人は、

ネガティブなことが起きた時、

「ほら、やっぱり恵まれなかったから、そうなったんだよ」

 

人は自分が信じている(信念になっている)

ものの証拠を集め続けます。

 

 

「昔◯◯だったから、今が◯◯、そして未来も◯◯」

ではありません。

 

「未来は◯◯だから、今が◯◯。そして過去も◯◯」

が正しい。

 

過去のつらい経験や恵まれない境遇は

自分の目指す未来にとっての材料でしかありません。

 

少なくともこの情報に触れていらっしゃる保護者は、

 

我が子にしっかりと愛情を注ぎ、

子育てもがんばっている方達です。

 

「あれもこれもやってあげなきゃ」という思いよりも、

「今、ここにあるもの」を大切にしてほしいなぁと思っています。