勉強が苦手な中学生専門のプロ教師。

 

「不登校」「親子関係」の改善サポートで家族を整え、

苦手に寄り添う「学習指導」でお子さんを未来へ導く、

 

「ごきげん子育て」の専門家

【とよだ先生】と申します。

 

「誰もが周囲の目を気にせず、自分らしく生きる社会をつくる」

をミッションに、

 

親子ともに充実した人生を送ることのできる、

笑顔あふれるご家庭づくりのお手伝いをしています。

 

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令和6年6月20日(木)

vol.0080【「みんなちがって、みんないい」って本当に思ってる!?】

 

普段はほとんどテレビは見ないのですが、

「マツコの知らない世界」は録画して観ています。

 

「指紋」の回を見ました。

 

 

双子や遺伝で多少似ているものもあるし、

めちゃくちゃレアなものもあるようです。

 

刑事ドラマで、たんぽぽの綿毛みたいなので、

ポンポンしているのを観たことありますよね?

 

実は、いろんな人が触るドアノブなんかより、

紙に染み込んだものがはっきり映るそうです(へぇ〜)。

 

指紋は、人それぞれ全員違っています。

そのため、昔から犯罪の捜査によく使われるのだそうです。

 

 

指紋と同様に、親もお子さんも一人ひとり違います。

 

「みんなちがってみんないい」という

金子みすずさんの言葉が有名ですが、

 

この言葉って結構有名で、ご存知の方も多いはず。

 

※金子みすずさんの故郷だそうです

 

けれど、認知度の割には、

 

心の底から腹落ちしている人は

意外と少ないんじゃないかと思いますし、

学校教育では軽んじられているように感じています。

 

わかっちゃいるけど、できてないという思いを

多くの人が抱いているからこそ、

 

「みんなちがって、みんないい」

 

という言ってみれば「当たり前」の言葉が

大切に感じられるのかもしれませんね。

 

 

学校では、

 

みんなと一緒であること(学校に行く、部活をする)や、

ルールに従う(少しズレた宿題、授業、校則)が

過剰に評価されます。

 

親は、

「通知表(あゆみ?)」や「内申点」の評価を気にする。

 

あれ、これ会社でも一緒!?ですよね。

 

 

つまり、

「みんなちがって、みんないい」という言葉とは裏腹に、

既存の枠組みでの競争を課せられ、

 

「周囲と比較して優れていた方がいい」

という観念を徹底的に仕込まれます。

 

「この横並び意識」が学校教育の一番の弊害だと思っています。

 

・夢中でやっていることは違う

・好きなことが違う

・同じ好きなことでも好きの中身が違う

・目覚める年齢も違う

 

「みんなちがって、みんないい」のです。

 

 

もし、

そのわが子の良さが奪われるようなことがあったら、

 

親は絶対的にお子さんの味方をして、

たとえ相手が先生であっても、守ってあげてください。

 

習ってない漢字を書いてバツされたり、

教えた方法と違うと言ってバツされたり、

授業を真面目に聞かずにお絵描きしていたり(笑)

 

色々します。

 

それでも、

あなたの個性だから、素晴らしいから、大丈夫だから。

 

全肯定して、

「ちがうことは素晴らしい」と伝えてあげてくださいね。