「不登校」「親子関係」のサポートで家族を整え、

苦手に寄り添う「学習指導」でお子さんを未来へ導く

 

「ごきげん子育て」の専門家

【とよだ先生】と申します。

 

「誰もが周囲の目を気にせず、自由に生きる社会をつくる」

をミッションに、

 

親子ともに充実した人生を送ることのできる、

笑顔あふれるご家庭づくりのお手伝いをしています。

 

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令和6年6月11日(火)

vol.0071【担任の先生と意見が違うとき、どうすればいい?】

 

担任の先生との付き合い方って、どんな感じでしょうか?

ちょっとモヤモヤすることってありませんか?

 

担任の先生の悪口を言わない方がいいのか?

というご質問をいただきました。

 

悪口って(笑)

とは思いましたが、

 

実際には、

「今年の担任は当たり」

「ハズレ」

 

みたいなことがママたちの間で

話をされているのも分かります。

 

悪口を言うのはもちろん、良くないのですが、

親の方針と違う場合もありますし、

クラス運営が上手でない先生もいます。

 

 

意見が違う時に、どうすればいいでしょうか?

 

「ただ意見が違う」

ということを受け入れる。

 

先生はこう思っているけど、

お母さんはこう思う。

 

という対応をするだけです。

 

例えば、

 

書く字の「丁寧さ」というのはよく話題になります。

 

先生は、きっちり細かいところまで

字を書くことが正しいと思っている。

 

でも、お母さんは、別にそうは思っていない。

こんな場面よくありますよね。

 

こんな時、お子さんには、

「どっちかが正解じゃない。」

「それぞれの正しさがあるから、

あなたが自分でどうするのか考えたらいいよ。」

 

と言ってあげてください。

 

 

相手の正しさをいちいちジャッジをせずに、

自分が望むことを決める。

 

という習慣が大切なのではないかなぁと思います。

 

お子さんがどっちを選ぶかはわかりません。

自分で決めたらそれで決着です。

 

「あなたの意見は分かったから先生に言ってあげるね。」

「安心して大丈夫だよ。」

「自分で決めたね。素晴らしいね。」

 

というだけでOKです。

 

ここでは、必ずお子さんの決定を尊重してください。

 

決して親の希望通りの意見を言うように

誘導しないでくださいね(笑)

 

こういう経験を通して、

 

人それぞれ違う意見がある。

正解、不正解はない。

 

自分の正しさを押し付けて、ジャッジすることに意味はない。

自分で決めることに意味がある。

 

ということを子どもたちに

学んで欲しいと思っています。

 

 

また、

 

思想の違い、正しさの違いから、

さまざまな感情が生じるかもしれませんが、

 

できるだけ、先生のことを

労ってあげて欲しいなと思っています。

 

私の教え子にも教員がいます。

 

熱い先生が多いので、

彼らの話をよく聞くのですが、

 

法律、仕組み、不思議な慣習のせいで、

先生たちの負担感はめちゃくちゃ大きいです。

 

 

・朝の出勤が異様に早い

・大したスキルが身につかないまま現場に

・他の先生も余裕がなく、助けてもらえない

・休憩がない(昼ごはんも子どもたちと給食を食べる)

・好きな指導ができない(学年の方針を優先)

・大きな行事の準備

・実力のない上司(基本的には年功序列です)からの変な圧力

 

などがあって、

志を持って職についた多くの先生が苦しんでいます。

 

時代は過渡期なので、さまざまな不都合が生じています。

でも、ほとんどの先生は高い志を持ってがんばってくれています。

 

先生たちのがんばりが、

少しでも報われたらいいのになと思っています。