「不登校」と「親子関係」改善のプロフェッショナル。
【とよだ先生】と申します。
「誰もが周囲の目を気にせず、自由に生きる社会をつくる」
をミッションに、
まずは、大人(親)が気づくことで、親子関係が激変し、
笑顔あふれるご家庭に変わるお手伝いをしています。
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令和6年5月27日(月)
vol.0056【うちの子、時間の使い方が下手なんです!!】
2時間の時間をいただき、
多くの皆さんの前で話をしていました。
「目標設定」と「タイムマネジメント」
を大人向けにお届けしました。
「大人が変わるから、子どもも変わる」ので、
保護者の方も自分の人生に夢中になって
歩んでいけるよう、大人向けの講座もやっています。
「目標設定」や
「タイムマネジメント」というと、
言い方は違いますが、
子育ての中でもよく出てくる言葉です。
うちの子目標を決めてもがんばれなくて…
時間の使い方が下手なんです…
というご相談をよくいただきます。
特に、「時間の使い方」については
下手だと感じられる子が多く、よく話題になります。
そもそも時間の使い方に
下手とか上手とかはありません。
元々、時間の使い方が下手な人はいません。
心の底から必要性を感じられれば、みんな上手になります。
例えば、
朝、お子さんが急がないでゆっくり着替えるのは、
急ぐ気がないからです。
急いでまで、間に合わそうと思っていないというか、
間に合うこと自体に価値を感じていないのです。
また、
だらだら計画を立てずに勉強してしまうのは、
点数を取ることに関心がないからです。
工夫してまで点を取ろうと思っていないので、
時間を有効活用することに意義を感じていないということです。
そもそもお子さんが、
「間に合わせる気がない」し、
「成績を上げる気がない」のですから。
効率よく時間を使うことはできないのです。
大人はどうしても子どもの行動を
コントロールしたいと思っていますので、
「時間を効率よく使いなさい!!」
とガミガミ言ってしまいがちなのですが、
本人は全くその気がないので、全然伝わりません。
そのガミガミは全く意味がないばかりか、
強制された感だけが残ってしまうので、
かえって「逆効果」です。
どんなことであっても、
やるもやらないはお子さん本人次第です。
「それが耐えられない!!」
「何とかわかってほしい!!」
と思われる保護者の方は、
まず、
そこを「緩めて」いただく必要があります。
その子の持っている性質、特質というのがあります。
それぞれの興味関心も異なります。
一律に同じ行動ができるわけではありませんし、
親と同じ思考にもなってくれないのです。
躍起にならず、のんびり構えていただければと思っています。
イライラ、ガミガミが減り、
穏やかな時間が長くなります。


