「不登校」と「親子関係」改善のプロフェッショナル。
【とよだ先生】と申します。
「誰もが周囲の目を気にせず、自由に生きる社会をつくる」
をミッションに、
まずは、大人(親)が気づくことで、親子関係が激変し、
笑顔あふれるご家庭に変わっていくお手伝いをしています。
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令和6年5月21日(火)
vol.0050【子ども部屋に監視カメラだとぉ!?】
子ども部屋にカメラを設置している家があるらしいんです。
異常だと思われる方が多いでしょうが、
中学受験などで、視野が狭くなっていると、
ここまで極端ではないにしても、
陥りやすい罠なのかなと思います。
この映像を見ている時間、
親はどんな気持ちなんでしょうね。
ドキドキしながら?
ハラハラしながら?
こんな問いが浮かんでいるかもしれません。
「ちゃんとしてるかな?」
「約束は守っているかな?」
「秘密はないかな?」
「隠し事はないかな?」
ちょっとしんどいですね。
信頼していない、監視する対象、
としてお子さんを見ている。
ひょっとすると、カメラがない時も
お子さんをそういう目で見ているかもしれません。
うちの子は絶対に大丈夫。
どこへ行っても、何とかするし、
勉強ができてなくても人生を切り開ける。
と、心の底から思っていたら、
カメラを設置しよう、
行動を見張っておこう、
とはなりません。
お子さんに対して、どこかで
「心配に値する子である」
「見ておいかないと何をするかわからない子である」
「監視すべき対象である」
という思い込みがあるかもしれません。
そもそも、
我が子を100%信頼していたら、
「カメラを置こう」
「カメラを置いてもいいかもしれない」
という選択肢が
浮かんでくることすらありません。
カメラを置くというオプションを考えている時点で、
「コントロールできる」
「コントロールしなければならない」
「コントロール下に置きたい」
そういう観念があるのかもしれませんね。
手放しましょ。
「信じて、任せる。」
という言葉は美しいし、理想的です。
けれど、
現実はキレイゴトだけでは済みません。
そりゃ見たくないものも出てきますよ。
部屋に◯ンドームがあったりしました(汗)
それでも、それでもですよ。
「あなたを信頼しているから大丈夫」
って伝えてあげて欲しいんですよ。
もちろん黙って、知らんぷりですよ(笑)
「何、これ、どういうこと!!」なんて絶対言わない(笑)
我が子を極端に心配してしまう親は、
「自分も周囲からそう思われていない」
「自分のことを信じていない」
と思い込んでいる可能性があります。
「私も大丈夫だから、この子も大丈夫。」
って思えていないっていことです。
あそこの子は、
どこの塾に行っているのか?
どこの学校に行っているのか?
どんな会社で働いているのか?
という周りの評価軸で生きている。
他人の目、世間の常識が気になって仕方がない。
そんなことはありませんか?
子育ての正解
幸せの正解
を探して、
その正解のために
失敗しないように、
遠回りをしないように、
レールを引くことが親の務めだと思っている。
そんなことはありませんか?
そんなこと、
気にしなくて大丈夫です。
約20年、
教育現場にいて、
数千組の親子を見てきた私が、
自信を持ってお伝えします。
お子さんにも力はあるし、
親にも、もっと力はあります。
信じていることが現実になるので、
心配していたら、見事に心配される子に育ちます。
ご自身の人生もそうなります。
大丈夫です。
心配することをやめる。
信じて任せる。
ことができるようになると、
見える景色が変わってくることを感じていただけますよ。




