「不登校」と「親子関係」改善のプロフェッショナル。
とよだ先生と申します。
「誰もが周囲の目を気にせず、自由に生きる社会をつくる」
をミッションに、
まずは、大人(親)が変わることで、親子関係が激変し、
笑顔あふれるご家庭に変わっていくお手伝いをしています。
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令和6年5月13日(月)
vol.0042【毎日学校行ってるって、マジか!?】
本日は、
以前、関わらせていただいた、
不登校だったお子さん(中3女子)と、
LINEをしておりました。
ま、まさかの…
「毎日、学校行ってます!!」
との報告でした。
いやぁ、もう、感動ですよね…
学校の先生は来させようとする、
親は両親ともに行けという、
同居しているおばあちゃんも行けという、
状態でした。
周囲の大人全員に
あなたは異常だ、心配だと言われ、
四面楚歌の状態でした。
そういう状態だったので、
しょーもない雑談をしながら、
「あなたは絶対に大丈夫」
「学校に行けてなくても平気」
「学校と将来とは何の関係もない」
「行かなくても大丈夫」
「好きなことをやれば大丈夫」
とずっと話してあげていました。
しばらくしたら、
お母さんが気づかれ、
学校へ行くことを手放し、
「本人のやりたいことを優先してやる」
という方向に変えていきました。
3月のお別れの時に、
先生に出会ってなかったら、
「生きていられなかった」
と言ってくれた子でした。
めちゃくちゃいい子なんですよね。
いやぁ、本当に嬉しい。
不登校になるお子さんには
「タイプ」があります。
「真面目で」
「繊細で」
「気が弱目で」
「優しい子」
が多いです。
この子もまさにそうでした。
タイプが分かっていたとしても、
事前に防げるわけではありませんので、
そもそも私には、
「不登校=悪いこと」
という認識が全くありませんので、
予防という意味では
参考にならないかもしれません。
上記の特徴を持った子は、
たとえ自分に被害がなくても、
人が意地悪されているのを見ているだけで
しんどく感じます。
でも、気が弱いから
「やめなよ。」と言う勇気も出せない…
あまり対応が上手ではない先生から、
中途半端な対応をされて、心に傷を負う。
というパターンも意外に多いです。
先生ごとのレベル差が大きすぎるんです。
こうなってしまうのは、
育て方が悪かったわけでも、
お子さんが「弱い」ということではありません。
感受性が豊かで、人の痛みが分かる子なんです。
(ステキですよ)
特にこの性格は思春期には発動しやすいのですが、
年齢とともに図太くなってくるので、心配いりません。
気にするなといっても、
本人は気になるんで仕方ありません。
どう考えても、
将来的には愛される人になりますから、
何にも心配いりません。
本人も真面目なんで、自分を責めがちです。
「自分が弱いから」
「自分が情けないから」
なんていう認識を持っている場合もあります。
だから、
「あなたはすごいから大丈夫」
「あなたらしさ全開で大丈夫」
と言ってあげてください。
それが信念レベルに落ちた時、
彼女のように生まれ変わったようになるのです。
本人は何も変わってないんですけどね。


