塾に行っているけれど、

「成績が上がらなくて困っている中学生専門」の救世主。

 

成績アップのプロ

「とよだ先生」と申します。

 

成績アップを通じて

生涯にわたって大切な

 

「楽しみながら、自分に勝つ力」

を育みながら、

 

「笑顔の絶えないご家庭づくり」

をお手伝いしています。

 

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令和6年4月21日(日)

vol.0020【テストでは、何点くらい取ればいいですか?】

 

成績上位のお子さんと、

成績下位のお子さんは、

 

基本的に点数には

あまり変化がありません。

 

成績中位のお子さんは、

 

テストのたびに、

点数が上がったり、点数が下がったりします。

 

 

 

テストが返却されても、

 

点数に「一喜一憂しない」

ということが大切です。

 

テストの難易度によって、

点数は変わりますので、参考程度で構いません。

 

都道府県にもよりますが、

 

評価制度は「相対評価」ではなく、

「絶対評価」になっています。

 

「絶対評価」というのは、

ある程度のレベルに到達していれば、

 

何人に「5」をつけてもいいというルールです。

 

極端に言うと、

クラス全員に「5」をつけることができる

 

という制度です。

 

逆に、

 

「相対評価」というのは、

学年で「5」や「4」がつく人数が決まっており、

 

学校の同級生と順位を争う、という制度です。

 

 

表向きには「絶対評価」としていても、

 

実際は、

「相対評価」的に成績がつくことが多いです。

「絶対評価」と言いつつも、

 

裏では(本人や保護者への説明はありません)

しっかり「相対評価」で

成績がついていることが多いので、

 

注意が必要です。

 

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ここで大切になってくるのが、

テストの点数よりも「順位」です。

 

最初に、

 

点数で一喜一憂しないことが大切だ

とお伝えしたのは、

 

こういう背景があるからです。

 

通知表で「5」を目指す場合、

 

あえて目安としてお伝えするのであれば

素点は90点以上を目指してください。

 

そして、勉強ができる状態を目指すのであれば、

5教科合計で、

 

少なくとも

上位「10%以内」、

 

できれば

上位「5%以内」

 

を目指してほしいです。

 

公立中学校で「5」を取る目安は、

 

ざっくり、

学年で「上位10%以内」に入ることです。

 

成績発表の仕方にも地域差がありますが、

 

ある程度の順位は

わかる学校が多いのではないでしょうか。

 

学年で「上位5%」に入ることができれば、

 

ある程度

「できる」とみなして大丈夫です。

 

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上位5%に入るには、

それなりの努力が必要です。

 

学校の勉強をやり切って、

 

点数を取り、上位に入る

ということにこだわってください。

 

一度点数が取れる状態に入ってしまうと、

 

点数の取り方がわかっていて、

テストのたびに、

同じことを繰り返すだけ。

 

という感覚がつかめるので、

 

ほとんどの場合、

その位置をキープできます。

 

ただし、

 

東京や大阪などの都市部では、

公立高校ですら、

 

東京都のトップ校で出される

学校の独自問題や、

 

公立の入試にそぐわない

 

難易度の高い問題

(大阪府のC問題)が出題されます。

 

「これって、学校の授業だけで

どうやってできるようになるの?」

 

と言わざるを得ないハイレベルなものです。

 

学校の勉強では対応できません。

 

内申点は当然取れるという前提で、

 

明らかに、

学年を超えた勉強をしていかないと

通用しない試験になっています。

 

公立高校を目指す人でも、

都心部の一部の学校では、

 

特殊な勉強が必要になってくるのです。