塾に行っているけれど、
成績が上がらなくて困っている「中学生専門のプロ教師」
「とよだ先生」と申します。
勉強を通じて、生涯にわたって大切になる
「楽しみながら、自分に勝てる力」を育むお手伝いをしています。
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令和6年4月13日(土)
今日は「反抗期」の話です。
反抗期は、ある日突然やってきます。
本当に「突然」やってきます。
先日ご相談くださった、
中1の息子さんを持つお母さんも
「夏休みまではママ、一緒に寝よう」
とか言っていたのに、
夏休みが明けると急に目をそらしたり、
無口になったりして、
その変わりように動揺した
とおっしゃっていました。
中学生になってから急変するのは、
男の子が多いです。
お母さんからすると、すごく動揺しますし、
今までの息子さんとの
ギャップに驚かれると同時に、
「どうして!?」
「寂しい!!」
「悲しい!!」
という感情が心に浮かんできます。
急激な変化です。
一気にきます。
だからこそ、親としても、
精神的にもしんどいんですよね。
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これに関しては、
「ついに、来るべき時が来たかぁ!!」
と腹をくくっていただくしかありません。
オススメしているのは、
とにかく、
「放っておくこと」です。
え、あの子を放っておくの?
そんなのむりむり。
と思われたかもしれません(笑)
中学生のお子さんを見ていて
「頼りないなぁ」と感じられると思います。
「あの子がこのまま大人になって大丈夫?」
と感じられる気持ちもわかります。
見ていて頼りないですもんね。
心配になるのも無理はありません。
長い目で見て、どうするのがいいかというと、
お子さんが失敗しても構わないので、
放っておく。
・寝坊する(自分で起きられない)
・忘れ物をしても平気
・宿題をギリギリまで放置しても平気
くらいは気にしなくて大丈夫です(笑)
1度くらいはやらかして、
迷惑をかけて、叱られたらいいのです。
お子さん自身が、
ドキドキしたり、
あせったり、
イライラしたりするでしょう。
すべてはいい経験です。
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思春期以降のお子さんとの
親子関係を良くするためには、
「過保護・過干渉をやめること」
これに尽きます。
細かいことを口出ししても、
どっちみち
「うるさいなぁ」
「わかってるって」
「今やろうと思っていたのに」
と言われて、険悪になるだけですからね。
(多くのご家庭でのあるあるです)
我が子に強く育って欲しいのなら、
絶対に先回りしないこと。
がめちゃくちゃ大切です。
「わかってるんだったら、さっさとやれよ」
というセリフを飲み込んでいただき(笑)
反抗期を乗り越えていただければと思います。
