まさに天王山。アウェー広島に乗り込んだ第32節でしたが、敢えなく返り討ちに会い、かつ、3位神戸も勝ったことで、3位転落となってしまいました。

メンタルで負けていたのかなぁ、そもそも力不足なのかなぁ、と思わせるプレーでした。


試合を振り返ると、ここのところずっーと穴になっていた左サイドを今日は杉岡選手から林選手に変えましたが、穴は変わらず狙われてしまいました。

開始早々、広島のスローインから左サイドの裏を取られてクロスから決定機を与えてしまいましたが、シュートが枠外。

しかし開始3分、左サイドからクロスを入れられ、あっさり先制されました。縦を切った林選手にナサンホ選手が中を切りに行きましたが、かなり緩い寄せでヤラれました。遠いって!

このまま0-1なら可能性ありと思っていましたが、またもや左サイドを攻略され、今度は縦に行かれて、林選手がクロスをブロックできずにニアで合わされ0-2と苦しい展開になってしまいました。これはリスタートからの失点で、チーム全体のアラートが足りませんでした。

その後は、広島がリスクを抑えた戦術に移行したため、追加点は許しませんでしたが、内容的には完敗でした。

セットプレーからゴールに迫りますが、セカンドボールをなかなか拾えず、町田の攻撃は厚みを出せず。隙を作ることが出来ませんでした。

また攻撃の選手が後ろ向きに受ける場面が多く、しかもトラップが収められないため、攻撃のスピードが上がらずチャンスを作ることが出来ませんでした。

ヘンリー選手を起点に右サイドから迫りますが、アイデア不足なのか打開策が無く、クロスが合わず、良くてロングスローに繋げるのみ。

全体的に攻撃で見るべきところがなかったのは残念でしたが、2失点とはいえ守備は頑張っていたと思いました。


これで今シーズンもあと6試合、計算的には優勝の可能性も十分にありますが、チームの雰囲気を次節にどう持って行くか?開き直って行けるか?

サッカーの内容的には、町田の良いところが夏の移籍からかなり薄まってしまったが非常に残念ですが、今後の黒田監督の手腕が見どころです。次節はホーム野津田、楽しみです!


では、以上です。