悪夢の天皇杯から中2日。J1リーグ再開の初戦はアウェーで横浜Fマリノスとの対戦でした。

結果は3-1の快勝となりました。


天皇杯敗退後、色々な雑音に苦しんだFC町田ゼルビアでしたが、オリンピック代表の2人が帰って来たことがとても大きく、嫌な空気を吹き飛ばす活躍でした。


前半から得意のプレスが横浜を苦しめゼルビアペースに見えましたが、ワンチャンを生かされ失点してしまいました。0-1。

右サイドバックは予想通り望月ヘンリー海輝選手でした。ヘンリー選手のサイドを攻められ続けましたが、結構しっかり抑えていたのですが、クロス対応での少しのミスを突かれてしまいました。

それでもヘンリー選手は果敢に攻め上がり、昌子選手からのロングフィードを何度も収め、攻撃の起点となっており、ウィークポイントよりもストロングポイントとなっていました。

前半終盤、その右サイドからのFKを平河選手がゴール前で収め、昌子選手にパス。ゴールをゲットし、前半に追いつきました。1-1。


後半も町田の前からのプレスが続き、ペースを握ると、バスケス選手のクロスに藤尾選手が合わせてついに勝ち越し。2-1。

また、正面からのFKを下田選手が直接決めて、3-1。ゼルビアは完全に悪夢を振り払いました。


10ナサンホ、41安井、14チャン・ミンギュ、15デュークの背番号。

オリンピック代表帰りの藤尾選手が決め、平河選手がキレキレのドリブルを見せ、町田の顔となってきました。
でも、目立つのは望月ヘンリー海輝選手。なにせ完成度が低いんです。クロスも中の選手に合わないし、動き出しもたどたどしいし、ポケットを取る動きも忘れちゃうし、頭の回転が追いついていないように見えます。
ですが、それを上回るスピードと高さを持ち何度も駈け上がり脅威を与えるプレーは応援したくなります。

しかし、目立ちませんがその逆サイドのサイドバックである林幸多郎選手も実は凄い。守備のポジションは秀逸で、まず一発ではやられない。ボールを奪うし、奪ったボールを確実に味方に繋ぎます。必要不可欠な選手であることをリーグ戦全試合スタメンであることが証明しています。

目立つヘンリー、目立たない林、これが町田の進化系ですので、注目してください!

皆さん明日は、シュワーボ東京のNTT DATA FC戦ですよ!今年最初の運命の決戦です。場所は小さな森の家フィールドです。
以上です。