私の通っている病院のリニアック室には金魚がいます。私はその金魚を「たいやきくん」と呼んでいます。

なんでかというと、「泳げ!たいやきくん」っていう古い歌があるでしょう?

あの歌の出だしは、放射線療法に通う患者の心境そのものなんですよ。

 

まいにちまいにち

僕らは、鉄板の上で焼かれて

嫌になっちゃうよ!

 

さあ、また月曜日から、心の中でたいやきくんに敬礼して、加速器の台に乗りますよ。

全日程を完了したら、広い海に出られますね。