今日は多くの大学で入学試験がありました。私の職場でもそうでした。
たくさんの教職員が集まり、私にとっても久々の大仕事となり、元気いっぱいで参加してきました。
実は私の乳がんのせいで、1月と2月は大事な仕事をたくさんお休みしなければならず、たくさんの人に病気の報告・お願い・謝罪を繰り返してきました。
周囲には仕事を押し付け、代わってもらい、たくさん助けてもらいました。
また、本人・家族の病気などを経験してきた年上の同僚たちには、話を聞いてもらったり、優しく声をかけてもらったりしていました。
今日、大勢の同僚と一同に会し、たくさんの人が私のところに来てくれて「とよさん、大丈夫なの?」「その後、どうですか?」と声をかけてくれました。そして、
「その節は本当にありがとうございました。おかげさまで、もうすっかり元気なんです!」
と報告すると、みんな口々に
「ああ~~よかった~~~」
と喜んでくれて、
「でも、無理しないでね~~」
とこれまた優しく声をかけてくれました。復帰祝いにお菓子を用意してくれていた人もいました。
私の方は、
「ステージ1の乳がんなんて、心配してもらうほどのことではない」
「ステージ1の乳がんくらいで、こんなに迷惑かけるなんて申し訳ない」
と、大した病気でもないのに迷惑をかけることをいつも後ろめたく思い、かつ卑屈になっていました。
でも周りはこんなに心配してくれていて、こんなに喜んでくれるなんて。
月並みですが・・・本当に嬉しかったです。ちょっと、今思い出して涙が出ています。