ホルモン療法の副作用は色々だが、更年期が人よりも早く来ることは間違いない。

私の母は、更年期に手のこわばり、ばね指など関節に様々な症状が出た。だから、自分も恐らくそうなるだろうと予想している。

だからホルモン療法の副作用が本格化するまでの間、間接が痛くなったら出来なくなることを、今のうちにやっておきたい、という気持ちに駆られる。私の場合、それはピアノだ。

 

息子も娘も、同じ先生に師事して、保育園の頃からレッスンに通っている。

二人が中学生になったら、私もピアノを趣味として再開したいと思っていた。

でも、最早そんな悠長なことは言っていられない、と気づいた。

だから今、猛烈にピアノを弾いている。毎日、モーツァルトのソナタを弾いている。

指の関節が動かなくなる前に、この曲だけをとりあえず仕上げよう、という一心で、毎日ピアノに向かっている。

 

曲が仕上がるのと、副作用が出るのと、どちらが早いか?

神様、モーツァルトに免じて、もう少し時間を下さいな。