ブラスト処理の内容は正確に表すと噴射・投射による分け方やメディア(ぶつけるもの)による分け方、玉の大きさによる分類など実は様々にあります。
この辺の分類についてはいつか機会があれば書きたいと思います。
今日は、みなさんがよく耳にする「サンドブラスト」について書きたいと思います。
サンドブラスト → wikipedia
まずは、見た目は
コンクリートの肌の様な感じです。
サンドブラストとは、昔は砂を吹き付けて加工していた名残でこんな名前になっていますが、今は本当の砂をぶつけているところは少ないと思います。
弊社では、アルミナを使っています。
建築用の外装や店舗什器にはガラスビーズを使用して仕上げますので、弊社の中では、アルミナブラスト、ビーズブラストと分けて表現しています。
→このあたりが各社ばらばらな言い方になります。
さて、今回 このアルミナブラストを用いてちょっとした化粧を施した事例をご紹介します。
ステンレスの型鋼というH型の形状やT型、L型等の形状があります。
通常は歯磨きチューブの様に押し出して作るのですが、大きかったりする場合は、後で溶接して製造します。
そうです、この溶接のラインがいまいちで外観部品に使いずらいのです。
このラインは、#400研磨やヘアライン研磨などを施しても消えるのですが。。。。
酸洗肌の為、コストがかかってしまいます。
さらに、建築家の先生やデザイナーさんによっては、この無機質で荒廃感のある表面をデザイン的に使う方もおられて。。。
何といっても、簡単に安く見た目を良くしてほしいという課題があります。
そんな時は!
このアルミナブラストを用いて、化粧します。
化粧すると
このように、溶接ラインも何もかもきれいになります!
弊社では、大型の装置がありますので、このような型鋼だけでなく、組みあがったタンクや、柱、装置、等様々なものを処理できます。
キッチンだって、お風呂だって、丸ごと処理できる装置でございます。
そして、このように肌を改善するだけの仕様で【肌改善ブラスト】というちょっと、価格的にお得な商品をそろえております。
→最近、表示デバイスパネル製造装置用の外装部品に良くご使用いただいております。
この技術は、ちゃんと粒度管理や投射距離、速度、等を緻密に制御いたしますと。。。。。
最先端のエレクトロニクス製造装置部品の表面処理に使われます。
その際は 「ABB処理」といった名前になるのです。
複雑ですけど。。業界や用途でいろいろ変わります。
次は、建築外装や建物内装、什器、看板に用いるガラスビーズを紹介できればと思っています。
今日はとにかく、溶接しまくって作っちゃったけど。。。。。
外観が・・・ と、お嘆きの皆様!
肌改善研磨で、見た目を良くしませんか?
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