先日は、春日井でやっているおもちゃ病院について書きましたが。
おもちゃ病院って、こんなところです~春日井編~
今回は、私がやっているもう一つのおもちゃ病院、名古屋市東区の「おもちゃの病院くるまみち」のご紹介を。
「おもちゃの病院くるまみち」は、名古屋市東区筒井でやっている、私が個人で運営しているおもちゃ病院です。
https://cubeit.jp/toyhospital/
開催場所は、私が仕事場としてお借りしている、民間の集合住宅の一室です。
2017年の6月に開院し、3年ほどになります。
当初は、他のおもちゃ病院と同じように、月一回、第4土曜日に定例で開いていましたが・・・
来ないんです、ほとんど。初年度は、6月開院で年末までに2件、年度末までに合計6件。
そして、個人でやっていることもあって、開院日がムスメの運動会とか発表会とか、家族のイベントと重なって、仕方なく日程をずらすと・・・来るんです。なんで?
すごい方は、開いていない部屋の玄関先から電話で「今日開いていると思ってきたのだが、やってないのか」って・・・。
これがあまりに続いたので、定例開院をやめました。
フラストレーション高すぎ君です。
以前から、定例日以外でも、余裕があれば連絡いただいたらお受けするようにはしていたのですけどね。
なので、今年2020年の1月からは、完全予約制に変更しました。
事前に来院日をご予約いただいて、その日にお越しいただいて直します。
このほうが、ご利用の方も私も対応ができることがわかるので、来るか来ないか悶々とすることはなくなりました。直すおもちゃも事前にある程度分かるし、精神衛生上、かなり良いです。
ほとんどが、お越しいただいたその日に直せています。
ものによって時間がかかることがありますし、部品がないと取り寄せなのでお預かりになりますが、ほとんどが持ち主さんの目の前で、色々お話聞きながら直せて、その日のうちにお返しできています。
何度も行き来していただくこともなく、仕事が片付くのも早いです。
お近くの方ならまだいいんですけどね、遠い方だと車で1時間近くかかるようなところからお越しいただいているので、さすがにお預かりとお返しで2度手間は申し訳ない。
春日井も、ですが、ほとんどは月1回、お預かりしてから直すので、お返しは次の月以降になります。それに比べれば、若干時間がかかってもその日に結果が出るのでよいです。
中には、「修理シーンが見られるのを楽しみにしてきた」という親子さんも。
このやり方、いいですよ。
そして、完全予約制にしたら、緊急事態宣言、自粛要請です。
おもちゃ病院のほとんどは、公共施設やスーパーの店頭などでやっているので、軒並み自粛で開催中止。春日井も3月から中止が続いています。
施設が使用できなくて、密になりやすく、ドクターもご高齢が多いので致し方ないのですが、これで壊れたおもちゃの行き場がなくなりました。
その点当院は完全予約制、私と持ち主さんだけなので、不特定多数はおらず、密にもなりにくいので、感染リスクは低いです。
仕事場と自宅は違うので、移動はJRですが、少し遅めに行って、少し遅めに帰るので、電車内はガラガラ。マスクなくても大丈夫なくらい。始発に乗ると、時々1車両貸し切りとか。らくすぎ。
さすがに外出自粛なので、4月の緊急事態宣言の後はしばらく閉じようかとも思ったのですが、子供たちも学校や幼稚園保育園が休校休園で、おもおちゃへのニーズも高くなり、必然的におもちゃも壊れる数も増えるだろうと。そうなると、おもちゃの修理は「不要不急」ではなかろうと。
なので、活動継続しています。
出来るだけ、長い時間お相手することは避けたほうがいいので、今はお預かりを基本としてますが、ご依頼は通常通り受け付けてます。
自粛の影響なのか?は正直なところわからないのですが、3月4月はそれぞれ17件のご依頼。5月は昨日10日現在ですでに10件超え、さらに予約や問い合わせもいただいている状態。
詳しくは、診療記録を。
https://cubeit.jp/toyhospital/result/
たくさんんtご利用いただいて、ありがたいかぎりです。
そして、このおもちゃ病院のやり方、個人が自宅などで、出来るときに開院する形態、今までのような公共施設で団体が運営するのとは違う形ですが、かなりメリットあるんじゃないかと思っています。
そんな話は、追々していきますね。
これからも活動継続ですので、お困りの方は、どうぞご利用を、