ToyDr.K です。

 

おもちゃ病院は、実は全国各地にありまして、その形式は様々ですが、大きくは

 

1.自治体の公共施設で定期的に開催している、団体が運営しているおもちゃ病院

2.個人が自宅などで個々に開院している、個人運営のおもちゃ病院

 

に分かれるかな、と思います。

 

私はその両方にかかわっていますが、
ここではまず、春日井でやっているおもちゃ病院についてご紹介を。

 

春日井のおもちゃ病院は、「エコメッセ春日井」という、春日井市のごみ焼却場にある施設で開催しています。

 

https://www.city.kasugai.lg.jp/shimin/gomi/recycle/1002699/1002705.html

 

自治体の環境対策事業として開催されているということですね。
おもちゃ病院って、社会のかかわり方でいろんな切り口があるんですが、それはいずれ詳しく。

 

現在は、感染拡大防止のため、中止になってしまっていますが、
通常は月一回、第2日曜日の10時から14時まで、開催しています。

主催は春日井市環境部ですが、運営自体は「春日井おもちゃクリニック」という団体が行っています。

 

私はその代表を務めさせていただいております。

 

構成メンバーは約20名。

昨年、とある出来事がきっかけでたくさんのご応募いただきまして(これは後ほど詳しく)、
30名ほどになる予定なのですが、
令和2年度の開催が一度も出来ていないので、メンバーが確定できていません。
・・・ほんとに、はよなんとかならんか。

 

メンバーの多くがご高齢の先輩諸氏でございます。

どこのおもちゃ病院も、ご高齢の方が多いようですね。

 

ちなみに私は、下から数えた方が早いです。

一番下ではないですが。

 

ご高齢ですが、スゴ腕、エキスパートの集まりでございまして、直らないおもちゃはないんじゃないの!?っていうくらい、なんでも直してしまいます。

 

現役時代は様々なようで(詳しいご経歴を知らない方が実は多い・・・)、エンジニアや職人だった方もいらっしゃいますが、中には事務とか営業だった方もおられるようです。


ちなみに、おもちゃ業界だった方は・・・たぶんいらっしゃらないです。

 

ご利用の皆さんは意外に思うようです。

おもちゃドクターは、みんな、どこかのおもちゃメーカーの人だと思ってるみたいです。

 

おもちゃ病院あるあるかも。


月一回の定例開院なので、毎回、多くのおもちゃがやってきます。
 

やってくるのはだいたい20個前後ですが、多い時には50個を超えます。

私が担当してからの最大は60個越え!でした。

おもちゃ病院来院者で施設の駐車場があふれ、職員の方が整理員として出たほど。

 

これも、「とある出来事」の賜物なのかなと思っていますが。

たくさんの方にご利用いただいて、ありがたい限りです。

 

3月から中止が続き、5月も中止決定。
6月こそ、と思っていますが、

3か月の自粛明けの開催が少々怖くもあります。
 

60個×3か月分来ると・・・

 

おもちゃ病院が医療崩壊しないことを祈るのみです。

 

春日井のおもちゃ病院はこんな感じです。

 

ではまた~!